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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
「では、別室にて確認させていただけますか?」

「ど、どうしてそんな……疑ってるみたいなことを……?!」

「実は、お客様が本を何冊か、バッグの中にしまわれたのを見ていたのですよ。しかし、もちろん見間違いかもしれません。もし、こちらの勘違いでしたら、慰謝料をお支払いいたします」

 その瞬間だった。

 女子高生が突然、ドアへ向かって突進したのだ。




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