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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
「それでは、両手を使って、その部分を広げて見せてください」

「え……!!」

 羞恥の極地にいる花奈は、一瞬戸惑ったものの、ここまで来て引き下がるわけにはいかなかった。

 もし拒否すると、警察等に連絡されてしまうばかりか、今まで羞恥に耐えてきた苦労が全て水の泡になり、「恥ずかしがり損」というオマケまでついてしまうのだ。

 黙って従うしか選択肢のなくなった花奈は、目を閉じると、言われた通りに両手を使って花裂を押し開いていく。

 この行為により、にじみ出る花蜜で照り光っている花裂の中までも、奇竹の視線のもとに晒すことになってしまった。

 目を閉じ、唇を噛んだまま、羞恥に耐える花奈。




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