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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
「それじゃ、言うことを聞いてくださいよ。既に5分以上が経過していますから、あとせいぜい10分程度の話なんですよ。花奈さんがどこにもうちの商品を隠し持ってらっしゃらないと、はっきり分かりましたら、この話は内密に処理いたします。それを聞いてくださらないとなると、私としても、警察やご家族に連絡する以外、とるべき手段もないのですよ」
下半身むき出しという異様な出で立ちながら、口調だけは冷静に奇竹が言った。
一方、全裸で股間やバストを隠そうともしていない花奈も、深刻そうな表情で考え込む。
急かせるように、奇竹が再度言った。
「悩んでいる時間など、ないのですよ。私も忙しいですし、15分間とあらかじめお約束したわけですからね。今から5秒以内に決めてください。カウント、いきますよ。5、4……」
すっかり落ち着きを失った花奈は、奇竹が「3」と言う前には、「言う通りにします!」と叫んでいた。
この答えを聞き、ほくそ笑む奇竹。
静かにスマホを机の端に置くと、奇竹が言った。
下半身むき出しという異様な出で立ちながら、口調だけは冷静に奇竹が言った。
一方、全裸で股間やバストを隠そうともしていない花奈も、深刻そうな表情で考え込む。
急かせるように、奇竹が再度言った。
「悩んでいる時間など、ないのですよ。私も忙しいですし、15分間とあらかじめお約束したわけですからね。今から5秒以内に決めてください。カウント、いきますよ。5、4……」
すっかり落ち着きを失った花奈は、奇竹が「3」と言う前には、「言う通りにします!」と叫んでいた。
この答えを聞き、ほくそ笑む奇竹。
静かにスマホを机の端に置くと、奇竹が言った。