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剛 ing 舞依
第11章 舞依と真弥
「…で、あれからどうしたの?」
山野は教室で顔を合わせるな否や
挨拶もそこそこに寄ってきて小声で尋ねてきた
「…」
「観覧車に乗った?」
「うん」
「…キスは…した?」
「…」
ついさっき
迎えに来てくれた剛くんとのバグからの
濃密甘~くトロける感覚がまだ唇に残ってる
「…したんだ~」
「な、何も言ってないでしょ!」
「言わなくても顔に書いてある~」
「…」
「イイなぁ~。まぁあの状況だと惚れ直しちゃうよね~」
山野がクスクスと笑うと他の女子も寄ってくるので慌てて話題を変える
母親にしても山野にしても鋭いなぁ
山野は教室で顔を合わせるな否や
挨拶もそこそこに寄ってきて小声で尋ねてきた
「…」
「観覧車に乗った?」
「うん」
「…キスは…した?」
「…」
ついさっき
迎えに来てくれた剛くんとのバグからの
濃密甘~くトロける感覚がまだ唇に残ってる
「…したんだ~」
「な、何も言ってないでしょ!」
「言わなくても顔に書いてある~」
「…」
「イイなぁ~。まぁあの状況だと惚れ直しちゃうよね~」
山野がクスクスと笑うと他の女子も寄ってくるので慌てて話題を変える
母親にしても山野にしても鋭いなぁ