この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
教室に入ると真弥と目が合った
昨日の事を思い出してドギマギする…
「おはよう舞依」
彼女はいつもと変わらない様子だ
女子恐るべし
「お、おはよう真弥」
「おっはよー真弥、マイコ!」
「おっはー」
続々と登校しては集まってくる挨拶にのまれて
ぎこちなさは埋もれたかな…
「ね、ね、昨日観た?」
「観た観た!」
みんな昨日のドラマで盛り上がってるようだ
「いーわよね~」
「憧れるぅ~」
「イーわよね~マイコは」
「?私?」
「このこの~トボケちゃって~」
「?何?」
「壁ドンよ、か・べ・ド・ン」
「はぁ…」
「してもらってんでしょ?」
「まぁ…」
「イイなぁ~」
「してもらえば?」
「誰によ!」
「…彼氏…とか?」
「そんなもんいたら朝からボヤいてないわよ!」
「…」
「憧れよね~」
「…してみる?」
「何を?」
「壁ドン体験」
「?誰が?」
「カナッペ」
カナッペとは彼女の呼び名
「私?誰がしてくれんの?」
「剛くんじゃダメ?」
「ダメ?ってアンタの彼氏でしょ?」
「ダメ?」
「いや、マイコが良いなら…」
「なんだ…おーい、剛くーん、ちょっと!」
「ん?何?どうした?」
「カナッペに壁ドンしてみて」
「よしよし」
剛くんがカナッペを壁に追い詰めて行き
ドン
顔の横に手を突くと
カナッペはビクッとして見上げる
「…」
剛くんは上から覗き込んでいる
「…」
「…」
「…どう?」
「…キャー!…イイ!!」
しばらく固まった彼女は顔を手で覆って走ってきた
ちょっと目がウルウルッとしてる

やっぱり効くんだなぁ~

俺でも
/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ