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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
「…あの…私もいい?」
もう一人恐る恐る訊いてきた
「どうぞ」
壁際にいる剛くんへ掌を差し向けると
彼女は剛くんの方へ向かった
「…私もいいかな?」
「私も」
「順番にどうぞ」
あと二人は並んで待機し交替で壁に向かう
「…うは…最高」
「…いや…こりゃイイわ~」
良かったようだ
ついに伊澤剛のモテキ到来か…
?
3人目の最中
「コラー剛!」
入ってきたヒロが剛くんにヘッドロック!
「イテテ、何だよ~」
「何だよとは何だ!舞依さんというものがありながら!」
「ち、ちょっと待てって、テテテ…」
あら?ヒロのヤツ本気だ…こりゃヤバイな…
「この…うっ!」
頭をキメられている剛くんが
左肘をヒロのみぞおちに当てて
手の平を右手で打つとヒロの手が緩んだ
こりゃ無間の打撃でよく利くんだ
「ヤロウ!」
「やるか!」
一旦離れた二人は手を組んで力比べ
こりゃ面白い
が
力じゃヒロには敵わないぞ…
「イ、テテ…」
「こら、剛、参ったか」
「何を…イテテ」
「ほら剛くん、左右に振って!」
「あ?こ、こう?」
「手を返せ!」
「ん?こうか?」
「何くそ!」
「あ、ダメだ~」
「頭突き、ほら膝!」
「…あれ?舞依さん居たの?」
「う、うん」
「何で止めないんだよ~イテテ」
「あは、久々のケンカだからつい…」
「舞依さん、剛が他の女に…」
「ごめんごめん私が頼んだのよ~」
「?」
「壁ドン体験」
「壁ドン?剛が?」
「なかなか評判良いみたいよ」
「あはは、何ならヒロにもしてやろうか?イテテ」
もう一人恐る恐る訊いてきた
「どうぞ」
壁際にいる剛くんへ掌を差し向けると
彼女は剛くんの方へ向かった
「…私もいいかな?」
「私も」
「順番にどうぞ」
あと二人は並んで待機し交替で壁に向かう
「…うは…最高」
「…いや…こりゃイイわ~」
良かったようだ
ついに伊澤剛のモテキ到来か…
?
3人目の最中
「コラー剛!」
入ってきたヒロが剛くんにヘッドロック!
「イテテ、何だよ~」
「何だよとは何だ!舞依さんというものがありながら!」
「ち、ちょっと待てって、テテテ…」
あら?ヒロのヤツ本気だ…こりゃヤバイな…
「この…うっ!」
頭をキメられている剛くんが
左肘をヒロのみぞおちに当てて
手の平を右手で打つとヒロの手が緩んだ
こりゃ無間の打撃でよく利くんだ
「ヤロウ!」
「やるか!」
一旦離れた二人は手を組んで力比べ
こりゃ面白い
が
力じゃヒロには敵わないぞ…
「イ、テテ…」
「こら、剛、参ったか」
「何を…イテテ」
「ほら剛くん、左右に振って!」
「あ?こ、こう?」
「手を返せ!」
「ん?こうか?」
「何くそ!」
「あ、ダメだ~」
「頭突き、ほら膝!」
「…あれ?舞依さん居たの?」
「う、うん」
「何で止めないんだよ~イテテ」
「あは、久々のケンカだからつい…」
「舞依さん、剛が他の女に…」
「ごめんごめん私が頼んだのよ~」
「?」
「壁ドン体験」
「壁ドン?剛が?」
「なかなか評判良いみたいよ」
「あはは、何ならヒロにもしてやろうか?イテテ」