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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
さすがに2選目に残るメンバーは準備してきている
歌を歌う娘はCD持ってきてるし
ピアノを弾く娘は軽音部と話をしてあるし
バトンを持ってきてたり
けん玉を持ってきてたり…
即席なのは私だけか…
へへん、それでもインパクトは十分よ!

2選目はくじ引きで順番を決める
これは順番も重要よね~
ま、私はどこでも大丈夫

7番!なかなか良いんじゃない?

みんなそれぞれの特技を披露する
なかなかレベル高いなぁ
「…次はエントリーナンバー32、どうぞ」
「32番駿河舞依、護身術をやりまーす!」
そう言って袖に手を向けると
頼んで待機していた松永がノソノソと現れる
「手首を捕まれた時」
手首を差し出して目で合図すると
松永は恐る恐る手首を掴んだ

強い…そうか、舞依の身体だから力が弱い…
くっ、びくとしないや…どうしようか…
!?
松永が引っ張ってきたが
耐えられない程ではない!
少し耐えて
フッと緩める
松永が少し後ろに崩れ
元に戻ろうとして前に体重をかける
その瞬間、逆の手で松永の手首を掴んで
引きながらしゃがむと
松永の巨体が宙を舞い
ドタンっと受け身をとった
オオ~っと客席から歓声が上がる
「ありがと」
そのまま手を引っ張って松永を起こす
「押しの時、もう少し体重をかけた方が良いよ」
松永は小声で言ってにこりと笑う
わざと掛かってくれたのか…やるじゃん

松永を袖に見送ると
不意に後ろから抱きつかれた!
「こーいう場合はどーすんの?」
チャラ男だな!
「んー見かけによらずボリュームがありますなぁー」
胸に回るのとは
逆の手に握られたマイクから
スピーカーに軽薄は声が増幅されて流れる
この野郎!調子に乗りやがって~
客も引いてるじゃねーか
「こういう場合は」
胸の手を掴み
前屈みになると見せかけて急に伸び
後頭部でヤツの鼻を打ち上げる!
仰け反る身体に背中を預けて
踵でヤツの急所を一撃!
前屈みになるところを一本背負い!
トドメに顔面パンチ…
するまでもなくチャラ男は気絶していた
へへん、ザマー見ろ
「ゴメンなさーい、急にされたもんだから」
言って舌をペロッと出す
会場も大ウケだ
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