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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
司会者が代わって2選目も終わり
投票結果待ち
ウケるのはウケたんだけど
最終選の3人に残るかはビミョーなもんだ
ま、スッキリしたからいいや
「発表します…1番、7番、32番です」
おおっ!やったー残ったぞ!
ここまで来たらトップを狙うっきゃない!
とは言え
1番は去年のグランプリ、3年真野あきら
7番は去年準で演劇部の2年道場千美
スラリとした学校1、2を争う美人達だ
太刀打ちできるか…?
!
そうだ!まだ秘策があった!
ようし待ってろよ~タイトル獲ってやる!
「なお最終選は演劇部の後、水着での選考となります。忙しいとは思いますが準備よろしくお願いします。水着も用意してありますのでプール更衣室へどうぞ」
水着?
おいおいマジか…
「やったじゃんマイコ!」
「う、うん…」
ちょっとさすがに水着はきついかな…悩む…
「舞依!」
「あっ剛くん!」
「舞依どうしたんだ?」
「?そっちこそ浮かない顔して…まさか負けたんじゃないでしょーね?」
「いや、勝ったよ」
「なんだビックリした。こっちも最終選に勝ち残ったよ~ついでにグランプリをプレゼントするね」
「舞依、やめよう」
「えっ?」
「やめとこう、グランプリなんかいらない」
「何でよ~グランプリ獲ったら人気者カップルになるよ」
「人気なんかいらないよ、さ、帰ろう」
剛くんは怖い顔で手を引っ張る
「ち、ちょっと待ってよ、何で?自分は『壁ドン王子』とか言われてモテモテなのに」
「そんなの知らねーよ!」
「キスまでして人気とってたくせに!」
「何の事だよ!」
「トボケちゃって!3年生かな、背のスラッとした娘が『キスされちゃった~』って出てきたのよっ!」
「あ、あれは向こうが勝手に…」
「あーそーですか!モテる男は違いますねっ!」
「何だと!」
「もう時間無いから行くわ!目かっぽじって舞依の真価を見てなさいっ!行こっ」
言い合う二人の間でオロオロしているクラスメイトを引っ張って更衣室へ向かう
…
わかった
なんかモヤモヤするモノ
退屈とかじゃなくて…
人気の上がる剛くんに置いて行かれそうで…
寂しい…?
「…やっぱヤキモチ妬くよね~」
「や、ヤキモチなんかじゃ…」
仮にヤキモチだとしても!
グランプリ獲って剛くんに妬かせてやる!
投票結果待ち
ウケるのはウケたんだけど
最終選の3人に残るかはビミョーなもんだ
ま、スッキリしたからいいや
「発表します…1番、7番、32番です」
おおっ!やったー残ったぞ!
ここまで来たらトップを狙うっきゃない!
とは言え
1番は去年のグランプリ、3年真野あきら
7番は去年準で演劇部の2年道場千美
スラリとした学校1、2を争う美人達だ
太刀打ちできるか…?
!
そうだ!まだ秘策があった!
ようし待ってろよ~タイトル獲ってやる!
「なお最終選は演劇部の後、水着での選考となります。忙しいとは思いますが準備よろしくお願いします。水着も用意してありますのでプール更衣室へどうぞ」
水着?
おいおいマジか…
「やったじゃんマイコ!」
「う、うん…」
ちょっとさすがに水着はきついかな…悩む…
「舞依!」
「あっ剛くん!」
「舞依どうしたんだ?」
「?そっちこそ浮かない顔して…まさか負けたんじゃないでしょーね?」
「いや、勝ったよ」
「なんだビックリした。こっちも最終選に勝ち残ったよ~ついでにグランプリをプレゼントするね」
「舞依、やめよう」
「えっ?」
「やめとこう、グランプリなんかいらない」
「何でよ~グランプリ獲ったら人気者カップルになるよ」
「人気なんかいらないよ、さ、帰ろう」
剛くんは怖い顔で手を引っ張る
「ち、ちょっと待ってよ、何で?自分は『壁ドン王子』とか言われてモテモテなのに」
「そんなの知らねーよ!」
「キスまでして人気とってたくせに!」
「何の事だよ!」
「トボケちゃって!3年生かな、背のスラッとした娘が『キスされちゃった~』って出てきたのよっ!」
「あ、あれは向こうが勝手に…」
「あーそーですか!モテる男は違いますねっ!」
「何だと!」
「もう時間無いから行くわ!目かっぽじって舞依の真価を見てなさいっ!行こっ」
言い合う二人の間でオロオロしているクラスメイトを引っ張って更衣室へ向かう
…
わかった
なんかモヤモヤするモノ
退屈とかじゃなくて…
人気の上がる剛くんに置いて行かれそうで…
寂しい…?
「…やっぱヤキモチ妬くよね~」
「や、ヤキモチなんかじゃ…」
仮にヤキモチだとしても!
グランプリ獲って剛くんに妬かせてやる!