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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
「お待たせいたしました。これよりミス・ドン校コンテスト最終選を始めます。トップバッターは大本命の前回グランプリ、学園女王真野あきら~」
名前を読み上げられると
真野先輩はバスタオルを脱ぎ捨て舞台へ出ていく
うはースタイル抜群!
水着のせいもあってか脚長い!
指笛も混じる歓声の中
颯爽と歩き
正面で前屈みになり胸を寄せて投げキッス?!
さすがは前回グランプリ、やるなぁ~
「続きまして、対抗は、リベンジなるか!前回惜しくも準グラ、ドン校アイドル道場千美~」
千美はバスタオルを掛けたまま進み
歩きながら両手で高々と上げる
と、中身は色鮮やかなハイビスカス柄のビキニ!
会場は更に盛り上がる!
最終選が水着って知ってて
しかも残る気満々で用意してたなー
彼女はバスタオルを頭上に挙げたまま
腰を振りながら進み
正面で再びバスタオルにくるまると
バッと客席に脱ぎ捨て
手と腰を振りながら去っていく
もう観客はバスタオルの争奪戦だ
さすがに舞台慣れしてるなぁ
スタイルもさることながら所作が美しい!
「トリは今年のダークホース、文武両道品行方正のウットリ姫、駿河舞依~」
おいおいチャラ男のフレーズ使うのか!
って行かなきゃ…
んーあの二人の後だからウケがイマイチか…
それでも歩く度にはち切れんばかりの胸が
左右に揺れると
ホーっと歓声が漏れる
よしよしここから秘策
と言うか本気を出すぞ!
正面へ向き…観客を見回す…
剛くんは観てる?
…おっ、いたいた
薄暗がりではあるけど
体育館後ろ出入口横の壁に
もたれ掛かって腕組んでいるのが見える
…カッコつけちゃって~
観てなぁ!
少し下を向いて眼鏡を取ると同時に
髪を振り上げて正面を向く!
「オーッ」とため息混じりの歓声が上がり
一瞬静まってから
地鳴りのような歓声がドッと沸き立つ!
どんなもんだい!

ボヤける視界には
出口を後にする剛くんが消えるのが映った

何で?

観てよ

これが舞依の真価よ

何で

「剛くんのバカーっ!」
思わず叫んで舞台の袖へ

何でよ~
…眼鏡のせいだけだなく視界が曇る…
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