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剛 ing 舞依
第13章 いまさらですが…
休もうと思っても眠れない
息が苦しくなってきたけど
横に剛くんが居るかぎり顔が出せない

どれだけ時間が経ったのか

「ただいま~」
お母さんが帰ってきた
「剛くん来てるの?」
「はい、おじゃましてます」
廊下の問いに枕元から返事が返る
「コンコン入るわよ~」
「どうぞ」
いつもはパッとドアを開けるのに
なんだかソロソロ開けているようだ
「…剛くんいらっしゃい…あら、舞依寝てるの?」
「ちょっと具合が悪いようで」
「そうなの…剛くんが看てくれてたのね~ありがと」
「いえいえ…じゃあ俺、帰ります」
剛くんが立ち上がって部屋を出てたようだ
お母さんも付いて出てドアが閉まったので
「ぷはーっ」
布団から顔を出して深呼吸できた
あー空気が美味い!
「…風邪でもひいたのかしら」
廊下で話し声がする
「いや、大丈夫、なんでもないですよ」
って軽く言うなよ
もしかしたら重い病気かも知れないのに

それでも時間が経つと楽になっていった
軽い風邪か疲れだったのかな…

翌朝にはすっかり元気になって
「いってきまーす」
「いってらっしゃーい」
気分スッキリ家を出た
「おはよー舞依」
剛くんだ!
「お、おはよう…ご、剛くん…」
何だ?またおかしくなってきた

原因は剛くんか?

ハグとかキスはおろか
触られただけで重篤化しそうだ…
「…」
死ぬかも
「…行こうぜ」
ホッとした~
剛くんは何もしないで歩き出した
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