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剛 ing 舞依
第13章 いまさらですが…
学校はまだ文化祭モード
今日は午前中片付けをして
午後は人権学習と、授業らしい授業は無い
「おはよー舞依」
「おはよう」
「おっはよーマイコ!」
「昨日どうしちゃったのよ~優勝してたかも知れないのに~」
「あ…ちょっと体調が悪くて…」
「代わりに賞状受け取ったよ」
「賞状?」
「はい、ここに立って」
言われて教卓の前に立つと
カナッペが教壇の上で賞状を読み上げた
「表彰状、2年C組駿河舞依殿、貴女は今回のミス・ドン校コンテストにて優秀な成績を修め、会場を湧かせてくれました。よってここに痴話喧嘩賞を差し上げます。おめでとう」
「な、何それ~!」
「アンタどうもグランプリだったみたいよ~それが勝手に居なくなったから次点の千美がグランプリ、真野先輩が準グランプリになったの。それでも何かってって特別賞が贈られたってワケ」
「そ、それにしても痴話喧嘩賞は無いでしょ…」
「何言ってんの、『剛くんのバカーっ』は今年の流行語大賞よ」
「…」
恥ずかしい…穴があったら入りたい…
「良かったな、舞依」
皆の前で剛くんに笑顔で頭ポンポンされると
また頭が沸騰するー!
…
死にそぉ
…
今日は午前中片付けをして
午後は人権学習と、授業らしい授業は無い
「おはよー舞依」
「おはよう」
「おっはよーマイコ!」
「昨日どうしちゃったのよ~優勝してたかも知れないのに~」
「あ…ちょっと体調が悪くて…」
「代わりに賞状受け取ったよ」
「賞状?」
「はい、ここに立って」
言われて教卓の前に立つと
カナッペが教壇の上で賞状を読み上げた
「表彰状、2年C組駿河舞依殿、貴女は今回のミス・ドン校コンテストにて優秀な成績を修め、会場を湧かせてくれました。よってここに痴話喧嘩賞を差し上げます。おめでとう」
「な、何それ~!」
「アンタどうもグランプリだったみたいよ~それが勝手に居なくなったから次点の千美がグランプリ、真野先輩が準グランプリになったの。それでも何かってって特別賞が贈られたってワケ」
「そ、それにしても痴話喧嘩賞は無いでしょ…」
「何言ってんの、『剛くんのバカーっ』は今年の流行語大賞よ」
「…」
恥ずかしい…穴があったら入りたい…
「良かったな、舞依」
皆の前で剛くんに笑顔で頭ポンポンされると
また頭が沸騰するー!
…
死にそぉ
…