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剛 ing 舞依
第13章 いまさらですが…
病気じゃないと分かれば
死なないと分かれば
大丈夫
一時期はホントに命の危険を感じたけど
心配無いんだ
…
恋…
だって…
そう思うと苦しさが気持ち良さに変わる
…
心躍る!
…
えへへ
うふふ
遠くから見てるだけで楽しい
胸の中の方をコソコソこそばされてるみたい
…
近くに行ったらもっと楽しいかな?
…
触れたら気持ち良いかな?
…
少しずつ剛くんに近付いて行く
…
うふっ
…
真弥を振り返ると
鼻の頭にシワを寄せて
「行け、行け!」と言わんばかりに
顎をしゃくっている
…
剛くんはブースの上の方の飾りをはずしていて
こっちには気付いて無いようだ
…
近付くにつれて胸がドキドキする
…
でも怖くはない
…
だって恋だもん
…
すぐ傍まで来た
…
心臓がハートの形をしているのが分かるよ~
…
呼ぼうと思ってるけど喉が固まってて
声が出ない
…
トントンしようにも手が震える
…
触った!
…
服の端だけど
…
服の端を摘まんで
…
チョイチョイと引っ張るだけで汗が出る~
「ん、舞依」
上から名前が降ってきて
頭に当たって
思わず首がすくまる!
「どうした?」
「…」
ゆっくりと見上げる
…
剛くんの顔が見えると
頭がカーっとなる
「どうしたんだよ?」
微笑みかけられるとフラーっとする
「あ、あの…あ…」
「…ん?」
「…ご、剛くん…」
名前と一緒に心臓まで口から出そう!
「ははっ、舞依はかわいいなぁ」
あぁ~死ぬ…
「舞依、そうだ!忘れてた、舞依!」
名前を呼びながら近付いて来られると
足が自然に後ずさりする
やめて!来ないで!
っと出そうになるけど口は動かない
もちろん本心ではない
…
「舞依、まだ答えを聞いてなかった」
背中が壁に着いた!
もう逃げられない!
何?何?何の答え?
ドンッ!
顔の横の壁に剛くんが手を突いて
上から覗き込まれる!
「俺だけの舞依でいてくれるのか?」
何?何?何?
それって命令じゃなかったの?
当たり前だし
答えも何も…
「…」
とりあえず圧倒されて
微かに首を縦に動かす
!
その顎に逆の手を添えられ
「答えが聞きたい」
「…う、うん…」
何とか声にもならない声を振り絞った
死なないと分かれば
大丈夫
一時期はホントに命の危険を感じたけど
心配無いんだ
…
恋…
だって…
そう思うと苦しさが気持ち良さに変わる
…
心躍る!
…
えへへ
うふふ
遠くから見てるだけで楽しい
胸の中の方をコソコソこそばされてるみたい
…
近くに行ったらもっと楽しいかな?
…
触れたら気持ち良いかな?
…
少しずつ剛くんに近付いて行く
…
うふっ
…
真弥を振り返ると
鼻の頭にシワを寄せて
「行け、行け!」と言わんばかりに
顎をしゃくっている
…
剛くんはブースの上の方の飾りをはずしていて
こっちには気付いて無いようだ
…
近付くにつれて胸がドキドキする
…
でも怖くはない
…
だって恋だもん
…
すぐ傍まで来た
…
心臓がハートの形をしているのが分かるよ~
…
呼ぼうと思ってるけど喉が固まってて
声が出ない
…
トントンしようにも手が震える
…
触った!
…
服の端だけど
…
服の端を摘まんで
…
チョイチョイと引っ張るだけで汗が出る~
「ん、舞依」
上から名前が降ってきて
頭に当たって
思わず首がすくまる!
「どうした?」
「…」
ゆっくりと見上げる
…
剛くんの顔が見えると
頭がカーっとなる
「どうしたんだよ?」
微笑みかけられるとフラーっとする
「あ、あの…あ…」
「…ん?」
「…ご、剛くん…」
名前と一緒に心臓まで口から出そう!
「ははっ、舞依はかわいいなぁ」
あぁ~死ぬ…
「舞依、そうだ!忘れてた、舞依!」
名前を呼びながら近付いて来られると
足が自然に後ずさりする
やめて!来ないで!
っと出そうになるけど口は動かない
もちろん本心ではない
…
「舞依、まだ答えを聞いてなかった」
背中が壁に着いた!
もう逃げられない!
何?何?何の答え?
ドンッ!
顔の横の壁に剛くんが手を突いて
上から覗き込まれる!
「俺だけの舞依でいてくれるのか?」
何?何?何?
それって命令じゃなかったの?
当たり前だし
答えも何も…
「…」
とりあえず圧倒されて
微かに首を縦に動かす
!
その顎に逆の手を添えられ
「答えが聞きたい」
「…う、うん…」
何とか声にもならない声を振り絞った