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剛 ing 舞依
第13章 いまさらですが…
…うふっ…
いつもの女子メンバーでお弁当を食べてても
教室の反対側で
ヒロやタク達と食べている剛くんが目に入ると
胸の中の方をくすぐられてような感じがする
何だかふわふわして楽しい…
「…マイコ、今日もお弁当美味しそうね」
「うん…」
味なんかわからないよ~
「…うふふ」
「マイコどうかした?」
「この海苔…剛くんの眉毛に似てる、ふふっ」
「ち、ちょっとぉー誰か受付代わってくんない?」
「アンタが取り合うからよ、放っときなって」
「マイコ見てるだけでおもしろいじゃん」
「そうそう取り合ったらこっちが寂しくなるだけよ」
「あー彼氏欲しいー」
もぉ~なんとでも言って~

午後の人権学習でも
ついつい剛くんを見ちゃう…
剛くんの席は教室の反対側で1つ後ろの列
少し左を振り向いても
間に人がいるから
なかなか見えないけど…
見えた!うふっ…
あっ目が合った!きゃん!
あ~ん、そんなに微笑みかけられると
トロけちゃうよ~
「…さんっ、駿河さん!」
先生が呼んでる
「はぁい…?」
「聞こえましたか?」
「はぁい…」
「ダメよ先生~今マイコはメロメロなんだから~」
「何ですかそれ?昨日までそんな風には見えなかったですが…『…のバカ!』でしょ?」
「雨降って地固まるってやつよ」
「はぁ…順序が逆じゃない?」
「いいのいいの、付き合ってからのメロメロもアリみたいよ」
「そうそう、先生もまずは付き合ってみたら?」
「そうそう体育の廣瀬とか?」
「な、何を言ってるんですか!と、とにかく駿河さんと伊澤くんは後ろの空いている席へ移動して!」
「やー先生優しぃー」
「後で廣瀬先生にも言っとくね~」
「な、何言ってるんですか、二人の仲を邪魔しないのも人権の尊重です…これこれ二人とも、お触りはなしですよ!」
先生の計らいで剛くんと隣同士
あ~こんなに近いのにぃ~
触れられないのも辛いよ~

机の下で手を繋いでも見つからないよね~
うふふシアワセ~
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