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剛 ing 舞依
第13章 いまさらですが…
休み時間
廊下を歩いていても
みんながにこやかに手を振ってくれる~
「おめでとー」とか
「姫だ~」とか言って祝福してくれる~
窓から見える中庭の木も祝福してくれてるようだ
青い空と白い雲も祝福してくれてる~
思わずスキップしながら
「ありがとー」
っと手を振る~
本当に地に足が着いていないふわふわ感で
自然と笑みがこぼれる~
頭の中に花が咲いてるみたい~

?!
御手洗いから舞い戻って
教室の入口から剛くんを覗き込んだけど
いない
「ね、ダーリンは?」
入口すぐの娘に訊ねると
「ああ、伊澤くんなら、3年の森さんが呼びに来たよ」
「3年の森…」
その名前を聞いて一気に血の気が引き
重力を感じ、我に帰る!
3年の森っていったら
ドン校のドン飯島浩介のパシりじゃねーか!
アイツが呼びに来たってことは
飯島の呼び出し…
マズイ!剛くん、伊澤付いていったかぁ~
ヤバイ!
たぶんプール裏だ!
踵を返して奴らの溜まり場へ急ぐ!
飯島はこの学校のワルを仕切る奴で
俺も目を付けられて去年ボコられたんだ…
ガタイが良い上にボクシングをしているから
俺でも手も足も出なかった…
先週も他校に乗り込んで敵地全滅させたんだ
それが発覚して飯島は謹慎処分
ミスコン主催の3年D組は文化祭出禁になって
2年D組がミスコンを請け負ったという事だ
マズイ!
謹慎が解けて学校に来てやがんのか~
しかも呼び出されたのは伊澤剛だけど
中身は駿河舞依じゃねーか!
ヤバイ!
非常にヤバイ!
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