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剛 ing 舞依
第7章 舞依inSunshine
「あっ!舞依さんっ!」
大きな声がした
ヒロだ!
「いました!モールの4階フードコート!」
急いで電話に叫んでいた
「どーしたのヒロくん?」
「どーもこーも、剛が探してるんスよ」
「剛くんが?」
「連絡つかないって、朝から…町中駆け回ってて」
「えっ!?あっ!携帯の電源切ってた!!」
「あっ!私も、病院だからオフにしてそのままだった!!」
二人慌てて携帯の電源を入れる
留守番電話とLIMEに数十件ずつ剛くんからのメッセージ…
「私もクラスみんなからメッセージがある!」
「剛が手当たり次第連絡してたから」
「剛くんは?」
「今、市立図書館に、すぐ来るって」
「図書館って町の反対じゃない!」
「ごめん、剛を待ってやってくれ」
「そりゃもちろんだけど…剛くん…」
「岡田くんも舞依探してくれてたの?」
ヒロは岡田弘志という
「いや、まあ、暇だったし…」
「ごめんなさい」
「いや、俺は良いんだけど、剛を放っておけなくって…」
俺も良い友達を持ったもんだ
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