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永遠の恋
第4章 神様……
それが証拠に……最近の栞奈は
「……お姉ちゃん誰の子を中絶したの?
相手は誰だったの?」
とうるさく聞いてくるのだ
アイツ………絶対に……返り討ちするつもりだ……
と美希は警戒した
兄弟思いの子だから……
苦しめたくはないのだ
「忘れちゃった」
と美希が言うと
「ボケ老人……」とボソッと言うから
「この!誰に言ってるんじゃ!」と栞奈をくすぐった
そしてお腹を撫でた
「早く出ておいで!
愛して愛して愛しまくってあげるから」
美希は望めなかったお腹を撫でた
栞奈は姉を抱き締めた
そして「子守の協力お願いします!」とちゃかり言うのだ
姉に負い目を感じさせない為に……
「こいつ!本当に調子良いんだから!」
姉は妹を愛して護る
妹も姉や兄を愛して護る
両親から学んだ事だった
石田の家は両親の愛で溢れていた