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ブルジョアの愛人
第12章 初夏の蕾
「あっ、ゆゆおねえちゃんがおねえちゃんのハダカみてるよー」
目ざとく優々の視線に気づいた翔太は、真緒の手を引っ張って優々を指差した。びっくりした真緒が優々を見たとき、真緒は思わずあっと声を漏らした。
半熟の美しい少女の裸体が、そこにあったのだ。
真緒と違い、優々はどの部位も透けるように白い。彼女は既に産まれたまま姿だった。優々の細い身体で一番目を奪うのは、やはり恥ずかしそうに膨らんだ乳房だろう。真ん中では桜の蕾が硬く尖っていた。
優々は莉菜より背が高く、胸も尻も豊満である。それ故に同級生にからかわれることもあり、優々は自分の身体をあまり好きになれないが、グラマラスで色白というステータスに真緒は羨望を抱いた。真緒は優々と対照的に、スレンダーで日焼けした身体がコンプレックスなのだ。
そして真緒の視線は少し下へ降りた。やはり同じ女でも気になるところだ。好きな女の子のそこならなおさら。
霞のように柔らかそうな飾り毛は、ぴったりと閉じた亀裂をすっかり隠してしまっている。それを見たとき、真緒の頭の中では優々の乳房の小さな花と同色の秘部がぱっくりと開かれ、淫らな汁を滴らせていた――。