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ブルジョアの愛人
第2章 秘密の花園
シャワーを終えた莉菜がバスタオル一枚の姿でリビングへ行くと、浩晃はもう既に全裸でベッドに寝転がっていた。滑稽な姿だ。股間は半勃ちである。
「おいで」
莉菜は慌ててバスタオルを畳んでソファに置き、キングサイズのベッドへ向かう。浩晃は莉菜の小さな足音にさえも欲情し、バスローブの中身を膨らませた。
莉菜はいそいそとベッドに上がると、まず、浩晃が申し訳程度に下半身に掛けていたバスローブを取る。見慣れた、ずっと逢いたかったそれと対面し、莉菜は顔をひきつらせるようにほころばせた。
「触って」
浩晃は命令するような口調で言う。それに触れる許しを得た莉菜は、小さな手で肉欲の棒を握った。
「すごいよぉ…」
莉菜は感嘆の声を漏らした。ドクドクと力強く脈打つそれは、莉菜の片手に余る程に太く硬く膨らみ、上を向いている。少し指を動かしただけでまた大きくなり、完全に勃起した。