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ブルジョアの愛人
第2章 秘密の花園
莉菜は充血したそれを食い入るように見つめ、ゆっくりと手を上下させる。
浩晃の身体は過敏に反応し、莉菜が握る棒の先端を光らせた。
初めての夜、莉菜は浩晃のペニスを見て驚愕したものだ。
浩晃のペニスはだいたい男性の平均かそれより少し小さいぐらいのサイズなのだが、AVすら見たことがない莉菜にとって、あんなに優しかった浩晃の股間でふんぞり返って存在を誇張するそれは、怪物以外の何物でもなかった。フェラチオどころか、手コキさえ躊躇っていた。
それが今では、自分から浩晃の上に跨って腰を振ってしまう淫乱少女となっている。
「いっぱい舐めてあげるね」
莉菜は肉欲の棒から、浩晃の淫汁で濡れた右手を離し、蕾のような唇を棒に近づけた。
小さな桜が花開き、淫らな光沢を放つ肉欲を半分程くわえる。浩晃はそれだけで身体を大きく仰け反らせた。
欲蜜を味わうように舌先で先端を舐め廻す。莉菜の口腔内で奏でられる卑猥な旋律に、浩晃の淫らな愚息は更に硬さを増した。
ただ舐めるだけでは物足りないのだろう。莉菜はゆっくりと頭を上下させた。
莉菜が動く度、柔らかな髪も緩やかに動く。毛先が浩晃の太もも付近を焦れったく刺激し、柔らかく温かい莉菜の口の中とはまた違った快感をもたらす。浩晃はじわじわと近づいてくる射精感を無視できなくなっていた。