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ブルジョアの愛人
第2章 秘密の花園
快楽の天使が純白の羽を広げる。先に果てたのは莉菜だった。身体を硬直させ、唇の端からよだれを垂らしながら絶頂を迎えた。
莉菜は二秒程、まるで一時停止のボタンを押したように身体の動きを止めた後、電池の切れたおもちゃのようにガクンと頭を垂れた。失神しそうな恍惚が、莉菜の体力を奪ったのだ。
莉菜のみっともない姿を見ながら、浩晃も絶頂へ近づいて行く。膣の締まりがやっと緩み、浩晃はすぐさま愚息を抜いた。そして自らの手でそれを擦り――白濁の穢れを莉菜の剥き出しの果実へ向かって発射した。
どろりとした感触に、莉菜は背中を小さく波打たせて反応する。浩晃はぐったりしながら、死んだ魚のような目でその様子を眺めていた。