この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ブルジョアの愛人
第2章 秘密の花園

二人が向かっているのは、莉菜の家から車で一時間程走ったところにある賃貸マンションだ。

そのマンションに浩晃名義で借りている部屋があり、二人はそこでいつも金曜の夜を楽しむ。

莉菜の家のすぐ近くにアパートがあるが、そこだと顔見知りに見られてしまう危険性が高まる。

化粧品会社の社長である浩晃にとって、莉菜との関係がばれることは失脚することだ。安全策を取らねばならない。

小学生とはいえ、莉菜も女だ。やはり身体を重ねる。
浩晃にとっては莉菜とのセックスが何よりの楽しみだが、莉菜はセックスより、終わった後に二人で少しのんびりする時間が好きだ。

最初の頃は、流れてゆく外の暗闇に莉菜は少し恐怖心を抱いていた。

おばけが出たらどうしよう。そんな表情が浩晃は堪らなく愛しかったのだが、最近は暗闇にも慣れ、怖がることもなく浩晃との会話を楽しんでいる。

体育の授業であの子がすごかったとか、この間の給食が豪華だったとか、莉菜が話すことはだいたいそんな他愛のないことだ。

莉菜は悪口を言わない。浩晃と過ごす時間は短いからと、小学生なりに気を遣っているのだ。
/202ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ