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愛する、三人のケダモノ達。
第1章 三人のケダモノたち。
周りはこのマンションより低く、遠くまで視界が開け夜景が広がる。風が爽弥君の髪を撫で、鬱陶しそうにする。
「綺麗な夜景だね。あれ、スカイツリーでしょ?」
遠くの方に青く光る細長い建物を指差す。
「右のほうのオレンジ色の建物が東京タワーね。」
「本家とは大違いだね。あっちは、夜になったら真っ暗闇。あ、でも去年小学校の先にコンビニできたんだ。」
「やっとできたの?」
「うん。以外とコーヒーが美味しいよね。」
部屋に戻り、爽弥君がケータイをいじる。
二人でソファに座り、先程淹れたコーヒーを飲む。
「あ、ここに行きたいんだけど。」
私の前にケータイを差し出す。
画面は図書館のホームページ。
二年ほど前に建てられた施設で、近隣では一番本が豊富に置いてある。
「ここなら、このマンションから歩いて十五分位かな。軽食も食べれるから、一日いても飽きない所よ。」
「明日は月曜日で休館だから、明後日行こうと思って。」
「爽弥君は昔から本が好きだったもんね?」
「本が好きになったのは、伽耶さんのおかげ。伽耶さんが一緒に本を読んでくれたから。」
爽弥君はケータイを置いて、私に向き直る。
「伽耶さん…もう、我慢出来ない。」
ソファに押し倒され、爽弥君が馬乗りになる。
「そ、爽弥君?」
「結構、頑張ったんだけど…やっぱり、無理。伽耶さんを抱きたいよ。」
真剣な眼差しを受け、戸惑う。
「…伽耶さんが嫌がる事はしないって、決めたけど…。」
舌が鼻先や唇を舐める。
「嫌がってないみたいだから、止めないよ?」
ニヤっと、笑ってTシャツを脱ぐ。
「あ、朝陽兄さん。朝陽兄さんが部屋にいるよ?春海、帰ってきちゃうよ?」
「大丈夫…。」
クスクス笑い、私のブラウスとスカートを脱がす。私もなぜか抵抗できないでいる。それは、あまりにも手馴れていてあっと言う間の事だったから。
「冷泉院、不可侵条約。」
「?どう言う意味?」
「まぁ、伽耶さんとエッチしてる時は干渉してはならない。また、参戦する者を拒んではならない。」
…えっと…?
「…だから、複数プレイしてもいいって話し。」
…はい?
「拒否権は?」
「ないよ?」
いつの間にかに発令していた、条約に目眩する。
それでもゆっくりと、二人は快楽の波に溺れて行く。
「綺麗な夜景だね。あれ、スカイツリーでしょ?」
遠くの方に青く光る細長い建物を指差す。
「右のほうのオレンジ色の建物が東京タワーね。」
「本家とは大違いだね。あっちは、夜になったら真っ暗闇。あ、でも去年小学校の先にコンビニできたんだ。」
「やっとできたの?」
「うん。以外とコーヒーが美味しいよね。」
部屋に戻り、爽弥君がケータイをいじる。
二人でソファに座り、先程淹れたコーヒーを飲む。
「あ、ここに行きたいんだけど。」
私の前にケータイを差し出す。
画面は図書館のホームページ。
二年ほど前に建てられた施設で、近隣では一番本が豊富に置いてある。
「ここなら、このマンションから歩いて十五分位かな。軽食も食べれるから、一日いても飽きない所よ。」
「明日は月曜日で休館だから、明後日行こうと思って。」
「爽弥君は昔から本が好きだったもんね?」
「本が好きになったのは、伽耶さんのおかげ。伽耶さんが一緒に本を読んでくれたから。」
爽弥君はケータイを置いて、私に向き直る。
「伽耶さん…もう、我慢出来ない。」
ソファに押し倒され、爽弥君が馬乗りになる。
「そ、爽弥君?」
「結構、頑張ったんだけど…やっぱり、無理。伽耶さんを抱きたいよ。」
真剣な眼差しを受け、戸惑う。
「…伽耶さんが嫌がる事はしないって、決めたけど…。」
舌が鼻先や唇を舐める。
「嫌がってないみたいだから、止めないよ?」
ニヤっと、笑ってTシャツを脱ぐ。
「あ、朝陽兄さん。朝陽兄さんが部屋にいるよ?春海、帰ってきちゃうよ?」
「大丈夫…。」
クスクス笑い、私のブラウスとスカートを脱がす。私もなぜか抵抗できないでいる。それは、あまりにも手馴れていてあっと言う間の事だったから。
「冷泉院、不可侵条約。」
「?どう言う意味?」
「まぁ、伽耶さんとエッチしてる時は干渉してはならない。また、参戦する者を拒んではならない。」
…えっと…?
「…だから、複数プレイしてもいいって話し。」
…はい?
「拒否権は?」
「ないよ?」
いつの間にかに発令していた、条約に目眩する。
それでもゆっくりと、二人は快楽の波に溺れて行く。