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愛する、三人のケダモノ達。
第2章 発情する、ケダモノたち。
「伽耶ちゃん、可愛いね。ほら、どんどん美味しい蜜が溢れてるよ。」
朝陽兄さんの声が私を煽る。
激しい愛撫に、身を委ねる。
「うっ、んっ。あっ、ああっ。いやぁ…んっ。」
立っていられず、身体を朝陽兄さんに預ける。背中に手を回し、指に力を入れる。
登り詰める絶頂に、身体を震わせ解放する。
「あぁっ、あぅ…んっ。あっ、いっ、逝っちゃう…。」
更に朝陽兄さんにしがみつき、身体全体でオーガズムを迎え入れ悶えながら達する。
膝から力が抜け、完全に力尽きる。
「…ん、んっ…。」
朝陽兄さんは、達した身体を離さずまた指を怪しく動かす。
「…やっ、もぅ…。だ、め。」
すると、フワッと身体が軽くなり驚く。
身体を起こされ、気がつくと春海が私をお姫様抱っこしていた。
「朝陽、やめろよ。今から、伽耶を疲れさせてどうするんだよ。」
春海の腕に力が入る。
朝陽兄さんもソファから立ち上がり、私を覗きこむ。ニコニコ微笑み、私の頬をそっとなぞる。
「いや、いや。反応が可愛くって。つい。」
「つい、じゃない。伽耶も気を付けろよ。」
兄さんは頬にキスをして、耳元で囁く。吐息が首筋にかかる。
「いい子でね。ちゃんと、春海の言うことを聞くんだよ?いいね?」
意味は解らないけど、小さくうなずく。
抱っこされたままで、マンション地下にある駐車場に連れて行かれる。
車の助手席に座り、シートベルトをする。
「春海も運転、するんだね。」
お互い、小さな頃のイメージしかないから変な感じ。
「まあね。…それより。今日は一日、俺の伽耶でいて。」
「…春海?」
「他の男の事なんて考えたら許さない。」
ちょっとだけ、顔の表情が険しくなる。
運転席の春海に手を伸ばす。
「…春海。」
私の手を取り、春海は手の甲に唇を落とす。その感触に、春海の視線にゾクッとする。
「朝陽の事も。爽弥の事も。」
「う、うん。」
ふっ、と表情が優しくなる。
「昔、伽耶と約束したんだよ。」
「えっ?私と?何だろう?」
春海はちょっと苦笑いしながら、私の手に指を絡めて繋ぐ。
大きな手。
子供の頃、繋いだ手とは全く違う。
「ほら、本家は山に囲まれてるから。海が見たくて。伽耶は大人になったら海を見に行こうねって、言ってくれたんだ。」
朝陽兄さんの声が私を煽る。
激しい愛撫に、身を委ねる。
「うっ、んっ。あっ、ああっ。いやぁ…んっ。」
立っていられず、身体を朝陽兄さんに預ける。背中に手を回し、指に力を入れる。
登り詰める絶頂に、身体を震わせ解放する。
「あぁっ、あぅ…んっ。あっ、いっ、逝っちゃう…。」
更に朝陽兄さんにしがみつき、身体全体でオーガズムを迎え入れ悶えながら達する。
膝から力が抜け、完全に力尽きる。
「…ん、んっ…。」
朝陽兄さんは、達した身体を離さずまた指を怪しく動かす。
「…やっ、もぅ…。だ、め。」
すると、フワッと身体が軽くなり驚く。
身体を起こされ、気がつくと春海が私をお姫様抱っこしていた。
「朝陽、やめろよ。今から、伽耶を疲れさせてどうするんだよ。」
春海の腕に力が入る。
朝陽兄さんもソファから立ち上がり、私を覗きこむ。ニコニコ微笑み、私の頬をそっとなぞる。
「いや、いや。反応が可愛くって。つい。」
「つい、じゃない。伽耶も気を付けろよ。」
兄さんは頬にキスをして、耳元で囁く。吐息が首筋にかかる。
「いい子でね。ちゃんと、春海の言うことを聞くんだよ?いいね?」
意味は解らないけど、小さくうなずく。
抱っこされたままで、マンション地下にある駐車場に連れて行かれる。
車の助手席に座り、シートベルトをする。
「春海も運転、するんだね。」
お互い、小さな頃のイメージしかないから変な感じ。
「まあね。…それより。今日は一日、俺の伽耶でいて。」
「…春海?」
「他の男の事なんて考えたら許さない。」
ちょっとだけ、顔の表情が険しくなる。
運転席の春海に手を伸ばす。
「…春海。」
私の手を取り、春海は手の甲に唇を落とす。その感触に、春海の視線にゾクッとする。
「朝陽の事も。爽弥の事も。」
「う、うん。」
ふっ、と表情が優しくなる。
「昔、伽耶と約束したんだよ。」
「えっ?私と?何だろう?」
春海はちょっと苦笑いしながら、私の手に指を絡めて繋ぐ。
大きな手。
子供の頃、繋いだ手とは全く違う。
「ほら、本家は山に囲まれてるから。海が見たくて。伽耶は大人になったら海を見に行こうねって、言ってくれたんだ。」