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愛する、三人のケダモノ達。
第2章 発情する、ケダモノたち。
「海に行きたいけど、陽射しが辛いから水族館。」

 なるほど。思わず、笑う。

「笑うなよ。これでも、お仕事はモデルなんだぞ。変に日焼けや、肌にダメージ受けると美祢がうるさい。」

 カーナビをセットして、サングラスをかける。真剣な顔で出発する。

 そっか、そんな約束してたんだ。

 何だか、忘れていて申し訳ないな。

 遠い、遠い約束。何故か、もっと遥かな昔に約束した記憶が思い出される。

 一つ、大切な約束があった。

 何の約束かしら?誰と?

 変わる景色に、記憶を辿る。しかし、思い出すことはなかった。



 車で一時間弱。車を走らせ、近代的な建物の水族館に着く。

 建物の裏手にある駐車場に入り、警備員の誘導に従い地下に進む。

「冷泉院様、お待ちしておりました。そのままお進みください。五番の駐車場へどうぞ。」

 警備員は奥を指差し、案内する。

「…VIP対応?」

「美祢に頼んで、駐車場だけは奥にしてもらった。」

 うわぁ、なんだかやっぱり住む世界違うな…。

 車を止め、降りる支度をする。

 シートベルトを外す。

「伽耶。」

 春海は私の肩を掴み、上着のポケットから何かを取り出す。

「ん?」

「今日は俺の伽耶でいてくれるんだろう?」

「う、うん。」

「じゃあ、さ。これ、入れて。」

 春海の持っている物を見る。

 白色のローターだった。

「はっ、はい?えっ…と。」

 春海は私のスカートをまくし上げ、脚を広げる。ショーツを下げた所で、私がきつめに抵抗する。

「春海?!ちょっと、それどうする気?」

「遠隔操作できるローター。伽耶、入れて。」

 必死に脚を閉じる。

「そ、それはちょっと…。」

「今日は俺の伽耶でいてくれるんだろ?なら、言うことも聞いて。ほら、早くしないと警備員来ちゃうよ?」

 キラキラと目を輝かせている。

「で、でも…あぁっ。」

 手首を捕まれ、身動きがとれない。春海の手が、露になった秘部に触れる。

「…大丈夫、こんなに濡れてるからすんなり入るよ。」

 春海はローターを舐め、静かに蜜口に入れる。

 私は、それ以上は抵抗しなかった。
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