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愛する、三人のケダモノ達。
第2章 発情する、ケダモノたち。
「…春海…。なんか、恥ずかしい…。」

 結局、ローターを入れて水族館の館内に向かう。

 ちょっと、違和感を感じながらも春海に手をとられ色とりどりの魚たちを観る。

「伽耶が気にするほど、周りは見てないもんだ。気にするなよ。」

 帽子を目深く被り、モデルの春海の気配を完全に消している。魚を観る春海は、楽しそうにしている。

「こんなに楽しいのは久し振り。あっち、行こう。クラゲがいる。」

 春海は私の手をとり、大きなライトアップされたクラゲの水槽に向かう。まるで、いろんな味のゼリーみたい。

 二人で漂うクラゲを観ていると、春海は不意に頬にキスをする。

「…なっ。」

「伽揶、可愛いな。」

 真顔で言われ、恥ずかしくなる。

 春海の視線があまりにも真っ直ぐで、思わず目をそらす。

「…急に、どうしたの?」

「…ううん。何でもないよ。」

 暫く二人でボーッとクラゲが漂う姿を見守る。

 波間に抵抗せず、流れにまかせてフワフワしている。

 不意に下腹部に違和感を感じる。

「…は、春海…。」

 急に膣中に入れられたローターが動き出す。

 機械的な動きだけど、ピンポイントにスポットを刺激する。

 春海の腕にしがみつき、その動きに耐える。

「…あっ…んっ。」

 膣内を優しく、激しく擦る。

「伽揶、声でてるよ。」

 春海は薄っすらと笑う。

「…やっ、無理…。」

 周りには混雑はしていないが、それなりに人がいる。

 立っているのがやっとの私を春海は腰をかかえ歩かせる。腰に触れた手さえ、いやらしく私の中の疼きを刺激する。

「は、春海…。」

 身体を春海に預ける。

 暫く歩くと深海魚のコーナーに辿り着く。

 深い海をイメージしてか、周りの水槽より一段暗い。わざと照明を落とし、寂しい海底の雰囲気を出している。

 大きな暗い水槽を見る。

 中には大きな鮫や、グロテスクな魚の群れが悠々と泳いでいる。

 あまり、人気の無い水槽なのか人は殆どスルーしていく。

 私は水槽の端に追いやられ、壁と春海に挟まれる形で魚達を見る。

 春海は私の耳朶を甘噛みする。

 くすぐったくて、身を捩る。

「…伽揶。伽揶。」

 大きな手が、私の服越しに胸に触れる。

 優しく胸を揉み、荒い吐息が耳と首筋を撫でる。

「…こんな所で…嫌…。」
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