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愛する、三人のケダモノ達。
第2章 発情する、ケダモノたち。
「大丈夫だよ。俺の身体で伽揶、隠れてるし。ここ、暗すぎ。」

 クスッと笑いながらスカートの裾に手を入れる。

 ショーツの上から、恥部をなぞる。

「…あっ…。」

 春海の指は優しく、妖しく布越しに繊細な淫靡な花をなぞる。

「…伽揶、凄い。凄く、濡れてる。」

 低い声に背中がゾクゾクとする。

 指で触れられ下着が濡れているのがハッキリとわかる。濡れていることを意識すると、すごく恥ずかしくなり春海の胸に顔を埋める。

 下着の隙間に、指が差し込まれる。

 指は簡単に花の芯を探り当て、ぷっくらと充血している蕾を優しく愛撫する。

 春海はローターのスイッチを入れる。

 同時に責められ、春海の腕の中で身悶える。

 苦しいほどの快感に、声を殺し身体を震わせる。

「…気持ちいい?」

「んっ…あっ、んっ。」

 返事の代わりに、喘ぎ声が出てしまう。

 春海は執拗に花芯を上下に擦る。春海の服を掴み、何度となく襲い来る快感に耐える。

「…は、春海…あっ。も、もう…駄目…。」

「…。」

 いきなり、春海はローターを切り指の愛撫も止める。

 春海を見ると、ニコニコしている。

「駄目。逝かせない。」

「…なっ…。」

 私の肩を掴み、通路に促す。

 そっと背中を押されて、歩かされる。

「今日は水族館に来たんだから、ちゃんと魚達を観ないとね。」

 このもて余した疼きをどうしたらいいのだろう。


 もっと、してほしい。

 その声で囁いて。

 春海の愛撫が欲しい。キスが欲しい。

 春海と一緒になりたい。


「次は何を観ようか?」

 周りから変な目で見られてないかしら?大丈夫?

「あ、ほら伽揶。外に出られるよ。」

 室内の展示室を出て、外にいるペンギンやアザラシを観に行く。

「喉乾いたね。なんか買ってくる。そこのベンチに座ってて。」

 春海は売店に向かい、私はベンチに座り込む。

 疲れた、と言うか軽い脱力感。

 このまま、こんなに快感が高まっている状態で放置されるなんて。今にもおかしくなってしまいそう。

 目を閉じ、周りの雑踏の音を聞く。

 風が私の頬を撫でる。

「…伽揶。」

 春海の声にゆっくり、目を開ける。

 目の前には、私を覗き込む優しい瞳の春海がいた。

 そのまま、吸い込まれるように唇を重ねる。

 


 
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