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愛する、三人のケダモノ達。
第1章 三人のケダモノたち。
ピンポーン。
モニターを見ると、見た事無い女の人。
髪をアップにして、優しい感じのメイク。
「春海はいますか?あ、私マネージャーの日向と申します。」
助け舟だ…。そっか、春海は実家から通う条件でモデル活動してるんだよね。これから、この人とも会う機会が多くなるからちゃんとご挨拶しないとね。
二人を見るとまだ、視線で闘っている。
なんとか、この状況をどうにかしてほしい。
ドアを開けると、先ほどの日向さんと少し遅れて朝陽兄さんが帰ってきた。
「あら、朝陽さん。お久しぶりです。」
「日向さん。あ、そうか春海もここから通うんですよね?あんな田舎より、こっちの方が送迎楽ですね。」
「あははは。そうですね。朝陽さんもこちらで執筆活動なさるのですか?」
仲良く話し出したけど、取り敢えず話の腰を折る。
「あ、あのっ。中、中でお話ししませんか?!」
強引に二人を中に入れる。
「お前達、何やってんだ?」
朝陽兄さんがにらみ合ってる二人をみつけ
声をかける。
「春海が伽耶にちょっかい出した。」
「はぁ?伽耶がお前みたいなガキ、相手にすると思ってんの?」
ちょと、朝陽兄さんや日向さんの前でやめてください。目で、朝陽兄さんに助けを求めてみるも、何ですかそのニヤニヤ顔。
「二人共、残念だな。」
朝陽兄さんはそっと私の手を取り、甲に唇を落とす。
「伽耶は誰にもわたさない。」
頭が真っ白。
最後にすがりつく相手、日向さんを見ると何故か乙女チックに瞳を輝かせている。
モニターを見ると、見た事無い女の人。
髪をアップにして、優しい感じのメイク。
「春海はいますか?あ、私マネージャーの日向と申します。」
助け舟だ…。そっか、春海は実家から通う条件でモデル活動してるんだよね。これから、この人とも会う機会が多くなるからちゃんとご挨拶しないとね。
二人を見るとまだ、視線で闘っている。
なんとか、この状況をどうにかしてほしい。
ドアを開けると、先ほどの日向さんと少し遅れて朝陽兄さんが帰ってきた。
「あら、朝陽さん。お久しぶりです。」
「日向さん。あ、そうか春海もここから通うんですよね?あんな田舎より、こっちの方が送迎楽ですね。」
「あははは。そうですね。朝陽さんもこちらで執筆活動なさるのですか?」
仲良く話し出したけど、取り敢えず話の腰を折る。
「あ、あのっ。中、中でお話ししませんか?!」
強引に二人を中に入れる。
「お前達、何やってんだ?」
朝陽兄さんがにらみ合ってる二人をみつけ
声をかける。
「春海が伽耶にちょっかい出した。」
「はぁ?伽耶がお前みたいなガキ、相手にすると思ってんの?」
ちょと、朝陽兄さんや日向さんの前でやめてください。目で、朝陽兄さんに助けを求めてみるも、何ですかそのニヤニヤ顔。
「二人共、残念だな。」
朝陽兄さんはそっと私の手を取り、甲に唇を落とす。
「伽耶は誰にもわたさない。」
頭が真っ白。
最後にすがりつく相手、日向さんを見ると何故か乙女チックに瞳を輝かせている。