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ママと僕のエロティックな事件簿
第2章 ママと僕の誘拐劇篇  第二部 裏社会と義母の憂い
「あっ、そうだったわね。パパはね…命を狙われているの。知らない人に後をつけられたり、急発進する車に轢かれそうになったり…。今は都内のホテルを転々としているけど、ママはもう、心配で心配で…」
 突然の話の展開に、祐太も驚く。
 「政治家って悪い人をいっぱい雇って、自分の思い通りの事をするものよ。パパが無事でいてくれるかどうか…」 
 夫の身を心底、案じる恋女房の貌で表情を沈ませる雅子に思わずドキドキしてしまう祐太だ。父が命を狙われていた、という事も驚きだが、この美しい義母とのやり取りに心が躍っていることが原因だろう。

そんな時、雅子のエプロンのポケットでスマホが振動する。
 「はい、あぁ…お世話になっております・・・まぁッ!! ホント!? よかったわぁ!! ありがとうございますッ、ありがとうございますぅ!」
 歓喜の表情で通話を終えた雅子は、ワインレッドのスマホを大きな乳房に押し当てるように抱きしめる。
 「築米さんからよ…パパはご無事よ!! 築米さんの箱根にある別荘に身を隠しているって ほんっとによかったわぁッ!」
雅子は恋する乙女のような表情で喜んでいる。吉報をもたらした築米とは、父恭平が担当記者を務める大江戸TVの深夜ニュース番組「ナイト・トレイン」のキャスターだ。ちょくちょく高見家へも顔を出すので、祐太も親戚のお祖父ちゃんの様な気分で付き合っている。その彼が、父の身の安全をひとまず確保してくれたことで祐太も一安心だ。
「祐クン、パパ無事ですって!!」
喜び冷めやらぬ雅子は、涙交じりに祐太を強く抱きしめた。その甘く柔らかい感触が上半身に伝わり、身を固くする祐太。だが別のところも固くなったようで…。先ほどまで、憧れの義母の水着姿にあらぬ妄想を掻き立てられたことで猛り立ったペニスに、また新たな快感が走り祐太は戸惑うのだった。
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