この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋人宣言
第6章 言
そんななか、呑気な感じで直哉が
「おはようございます~」
と、入ってきた。
皆がシンッとしている雰囲気に気がついて
「俺の異動話かな?」
なんておどけるから
「違います!伊藤さんの彼氏の話です!」
と、真実ちゃんに一蹴された。
そんな返事に直哉は大笑いして
「なに?伊藤の彼氏がどうした?」
と真実ちゃんに確認する。
「伊藤さんったら、遠距離の彼氏に指輪をもらったんですよっ」
興奮して話す真実ちゃんに私は苦笑いして
「その話は、お昼休みにでもゆっくりね」
と、興味を逸らそうとしたら、
当の直哉がその話に乗ってきた。
「へぇ~。伊藤が彼氏にもらった指輪をしてきたんだ?」
「そうなんです!」
「その指輪、センス良かった?」
そんなこと真実ちゃんに今言うことじゃないでしょ・・・
半分呆れていたら
「素敵な指輪でした!」
と、真実ちゃんも興奮気味。
こんなに騒がれるとは思っていなかった。
「へ~。これと同じ?」
そう言って直哉は自分の左手を真実ちゃんにかざした。
「おはようございます~」
と、入ってきた。
皆がシンッとしている雰囲気に気がついて
「俺の異動話かな?」
なんておどけるから
「違います!伊藤さんの彼氏の話です!」
と、真実ちゃんに一蹴された。
そんな返事に直哉は大笑いして
「なに?伊藤の彼氏がどうした?」
と真実ちゃんに確認する。
「伊藤さんったら、遠距離の彼氏に指輪をもらったんですよっ」
興奮して話す真実ちゃんに私は苦笑いして
「その話は、お昼休みにでもゆっくりね」
と、興味を逸らそうとしたら、
当の直哉がその話に乗ってきた。
「へぇ~。伊藤が彼氏にもらった指輪をしてきたんだ?」
「そうなんです!」
「その指輪、センス良かった?」
そんなこと真実ちゃんに今言うことじゃないでしょ・・・
半分呆れていたら
「素敵な指輪でした!」
と、真実ちゃんも興奮気味。
こんなに騒がれるとは思っていなかった。
「へ~。これと同じ?」
そう言って直哉は自分の左手を真実ちゃんにかざした。