この作品は18歳未満閲覧禁止です
琥珀色に染まるとき
最終更新日 2018-01-10 12:17
概要
女ボディーガードとバー店主――過去の記憶に縛られながらも惹かれ合う二人の物語
タグ
作品説明
雨の中で一人、佇んでいた女。
色のない雨景色を一人、眺めていた男。
雨の降る日にはそれぞれの痛みを抱え、別々の場所で同じように苦しんできた男と女は、雨に見守られながら一つに結ばれた。
心に空いた穴はすぐには塞がらないかもしれない。
雨の日には、その隙間に染みこむ、湿った哀しみの気配を感じるかもしれない。
それでも……
この物語はフィクションであり、実在する人物、地名、団体とは関係ありません。
登場人物の職業内容など、事実と異なる点はご容赦ください。
物語の舞台は、現在では改正されている法律の改正前を描いています。ご了承ください。
ピックアップ
2015.12.26
2016.3.26/7.10/10.17
2017.2.26/6.16
2017.9.21 完結
作品公開日 2015-10-14
ランキング
総合 |
490位
(過去最高 36位)
|
カテゴリ |
66位
(過去最高 6位)
|
レビュー
[評価]
★★★★★
夜露に濡れたような湿度と冷たさと、それをそっと拭ってくれるあたたかさが漂う。そんな印象をこの作品に持っています。
まだ途中ではあるのですが、ついついレビューがしたくなりました。
読んで数行で、力のある作品であることがわかります。
私も作中で持ち出す程度には蒸留酒が好きなのですが、その香りや味の描写が秀逸で、飯テロならぬ酒テロ。
バーに入るとふと、この作品とカウンターの向こうにいる西嶋の姿が浮かびます。
彼らの行く末、最後まで見守りたいと思います。
この作者のほかの作品