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二人の密会
第4章 媚薬
「伊勢志摩にある、スペイン村に行きたいんだよ、貴方と」
「いいけど。行った事ないし。こういうの初めてだよね?」
「どうしても行きたくて」
僕の知らない雌犬のプライベートって在るから、それ以上は聞かなかった
「そんなに遠くないし、ゆっくり行こうか」
刺激がないと運転してると睡魔がくるから、チンポを触らせたり、キスしたりしながら、ようやく昼前に到着
車から降りたらずっと腕組んで歩いた
雌犬の憧れだった
昼からのパレードが目当てで、結構な客入りだった
所々に花壇があって、携帯でずっと撮り歩いてる
目的はこれだったのかなって
「色んな花があるんだね、知らなかったよ。なばなの里は有名だけど」
「そうだけど、貴方は花には興味ないでしょ?」
「ない事もないよ」
「そうなの」
盛大なパレードを最後まで見て帰路に発つ事に
いつもなら尺土駅まででいいよって、言ってくるけど、その話はしないから僕から
「大阪まで送って行くわ」
「ごめん。それで違う道で帰って欲しいの…」
「どうした? 今朝はおかしいぞ」
「うん…」
言葉を詰まらせ黙っている
暫くしてから
「友達が先日亡くなったの。それでお墓に行きたいの…」
涙を流して言ってくれた
「何でその時に言わないん?」
「貴方には関係ない話だから」
「何で今、言ってくれたん?」
「夕べのセックスで、貴方の事が信頼できる人だと確信できたから」
「そんなに信用なかったのか」
「そうじゃないけど…」
「分かった。もう言わなくていい。お前の事は理解してる」
雌犬を抱き寄せて、頭を撫でてやると、堪えきれずに僕に寄り添い泣き続けた
「一緒に泣いてやる」
雌犬の気持ちが凄くよく分かる
どういう関係だったか話はなかったが、思い出や思い入れが強かったんだと分かった
頭や肩をあやすようにリズムカルに叩いて落ち着かせると、泣き疲れて寝てしまった
大阪に入ってから雌犬を起こして場所を聞いた
市立の瓜破霊園だって聞いた
初めて行ったが物凄く広く、友達が眠っている墓が分からないって
「私もここに入るの」
ボソっと呟いた
「また二人で来てあげよう」
そのまま雌犬の近くまで送った
「いいけど。行った事ないし。こういうの初めてだよね?」
「どうしても行きたくて」
僕の知らない雌犬のプライベートって在るから、それ以上は聞かなかった
「そんなに遠くないし、ゆっくり行こうか」
刺激がないと運転してると睡魔がくるから、チンポを触らせたり、キスしたりしながら、ようやく昼前に到着
車から降りたらずっと腕組んで歩いた
雌犬の憧れだった
昼からのパレードが目当てで、結構な客入りだった
所々に花壇があって、携帯でずっと撮り歩いてる
目的はこれだったのかなって
「色んな花があるんだね、知らなかったよ。なばなの里は有名だけど」
「そうだけど、貴方は花には興味ないでしょ?」
「ない事もないよ」
「そうなの」
盛大なパレードを最後まで見て帰路に発つ事に
いつもなら尺土駅まででいいよって、言ってくるけど、その話はしないから僕から
「大阪まで送って行くわ」
「ごめん。それで違う道で帰って欲しいの…」
「どうした? 今朝はおかしいぞ」
「うん…」
言葉を詰まらせ黙っている
暫くしてから
「友達が先日亡くなったの。それでお墓に行きたいの…」
涙を流して言ってくれた
「何でその時に言わないん?」
「貴方には関係ない話だから」
「何で今、言ってくれたん?」
「夕べのセックスで、貴方の事が信頼できる人だと確信できたから」
「そんなに信用なかったのか」
「そうじゃないけど…」
「分かった。もう言わなくていい。お前の事は理解してる」
雌犬を抱き寄せて、頭を撫でてやると、堪えきれずに僕に寄り添い泣き続けた
「一緒に泣いてやる」
雌犬の気持ちが凄くよく分かる
どういう関係だったか話はなかったが、思い出や思い入れが強かったんだと分かった
頭や肩をあやすようにリズムカルに叩いて落ち着かせると、泣き疲れて寝てしまった
大阪に入ってから雌犬を起こして場所を聞いた
市立の瓜破霊園だって聞いた
初めて行ったが物凄く広く、友達が眠っている墓が分からないって
「私もここに入るの」
ボソっと呟いた
「また二人で来てあげよう」
そのまま雌犬の近くまで送った