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淫風の戦記
第3章 桔耶の誤算
「あっん!はっ!んぁっ!はっ!んぁっ!」
「おっ?またか?」
「あっ!あっ!はぁっ!(やめてぇ!突かないで!あぁまた!またイカされちゃう!!)」
「我が棍棒に敵なし也、か、ははは!」
「くうっ!はっんっ!はぁっ!はぁっっ!!くっ…はぁっ!(貴方!助けて!ちがうのぉっ!)」
「無駄な抵抗はよせ!我が肉棒の前に落ちるがよいわ!」

桔耶の声が高くなる。

「はあぁぁっっ!!あっ!あっ!はっっっ……いっあはぁぁぁぁぁっ!!!(奥が壊されそう!大きすぎっ!貴方!ごめんなさい!またっ……いっくぅぅぅぅ……)」

爪先までが伸び切り硬直する桔耶。呼吸が戻っても思考は飛んだままであった。

「はあっ!…はあ…はあ…」
「おお、まだまだ終わらんぞ?」

法眼は、桔耶の腰を抱え、尻を持ち上げる。眩しいほど白く、滑るような曲線を撫で回した後、それを壊すかのように鋭い爪をかける。

「(嫌!…こんなはずじゃ…)」

何が桔耶を狂わせたのか。彼女はこれから獣の交尾をさせられることを予感しつつ、残り少ない思考力を働かせる。
気が付かなかった酒の強さと媚薬効果。たっぷりと飲まされた後に押し倒されたこと。法眼の巨大な肉棒。
飲み過ぎなければ…媚薬効果を知ってれば…飲まされる前に脱出していたら…。法眼のイチモツこそ意表を突かれたけれど、油断があったことは否めない。
けれど法眼は峰島の領主。犯そうと思えば、力に訴えることも出来る。

「(私が油断してもしていなくても、結果は同じだったかもしれないわね…)」

言い訳ともとれる言葉を言い聞かせた時、桔耶の中で恐ろしい疑惑が生じる。

「(でも…力に訴えることが出来る法眼がなぜこんな手の込んだことをするの?)」

酒の強さを隠し、媚薬を用い、今すぐにも犯したい衝動を抑えてまで時間をかけた。

「(何のために!?)」

自分の体に冷えたものを感じたその時、法眼の棍棒が今日一番の硬直と灼熱と巨大さを持って突き進んでくる。

「はうっうううっ!!!」

法眼の動きが最高速度を記録する。

「いやぁっ!くうっん!あっ!はっぁっ!はっ!んはっ!(どういうこと!?なんで!あっんっ!…考えられないっ!あっ!)」
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