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淫風の戦記
第1章 茂里水軍の逆襲
見知らぬ男が乳首に噛みつき、吸っている…。

「姫、正直になられよ…」
「………っくぅぅっ………はっ……くっはっっ…」
「こんなに漏らして。部下の若者の前ですぞ!」

嘲笑の混ざったその言葉が、香羅の砦の一つを破壊した。

「(え!?本当だ…こんなにも…)」

真夜中、城の寝室、布団の中で自慰をする時にはこんなにも濡れない。

「(なんで!?)」

恥ずかしさと情けなさで、我慢の意志に弱気が生じた。

若い操舵手の目は血走り、瞬きもなく、香羅の一点を見つめている。それはもう香羅にとっては視姦と呼ぶに十分だった。視線は刺激的な形状の槍。その槍が香羅の秘所に深く突き刺さっている。

以前、神職者に処女を捧げた時は痛みに耐えただけだった。痛みと言っても、武技の練達者である彼女にはそれほどのことでもなく、面倒な行事に耐えただけと言った方が適切であろう。彼女の関心は、その最中も軍事や貿易にあった。興奮し切っていた神職者も香羅の身分を思えば欲望のままにとはいかない。あくまでも仕事である。

男女の交わりにその程度の認識しかない香羅にとって、美女と見るや貪り尽くしてきた戊辰の技は、当然に彼女の想像を大きく上回る。

「戦の奇襲はお得意でも、男の指の奇襲には敵いませんか?」

笑いながら放たれた戊辰の言葉に怒りが沸き上がるが、その怒りも微かな指技にすら抗えない。

「おの…れっ…ぇっ…んっ…ゆるさ…んっ…くっ…」
「なんですと?可愛らしいお声でよく聞き取れませんぞ?」

もう一度、憤怒の言葉を放とうとした時、戊辰の指が香羅の門を突き破った。割れ目には二本の指がねじ込まれ、連携した攻めを展開する。さらに戊辰の拇指が蕾を押し潰し、左右に巧みに圧する。

中指が本丸の門を丸太で叩き、人差指は搦手門に火をつける。そして、拇指の攻めは、城全体を揺さぶるかのような激しい攻めだ。

戊辰の側の三点同時攻撃は、それまでの緩く焦らす攻めを一変させた。その緩急自在の指技が香羅の脳を焼く。

「あっ!!うっんっ!!…うっんっうぁぁっ!!!」

我慢できない。下腹部から涌き出るような快感。全てを委ねてしまいたい。

「さあ、落ちてもらいましょうか!?」

さらに動きを速める戊辰。

「んっ…うっくっ…あんっ!…っんっんぅっ…!」

三点の攻めは猛烈な快感と熱を香羅の女の部分に流し込む。
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