この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫徳のスゝメ
第3章 私が最も華やいだ頃のこと
「三対二、で、決まり。仏野さんは整形のお金を工面するために身体を売って、退学処分になったんでしょ」
「違うわ!」
「ムキになってる。そういうの、余計に怪しーい」
「欲求不満になってない?仏野さん、入寮してからどこにも出掛けてなかったし……」
「ひっ」
笠田さんというクラスメイトの一人が、私の胸を鷲掴みした。
もみ……くにゅ…………
「ん"っ、んん!……」
私は笠田さんの手首を掴んで、引き剥がしにかかる。
両脇にいた杉本さんと島浦さんが、私の腕を押さえてきた。
「仏野さん、いくら快楽感じるからって、笠田さんの手そんなに胸に押しつけちゃ可哀想でしょー」
「仏野さんって力あるわね。笠田さんのかよわい指、おっぱいにうずもれてるわ」
杉本さん達は、私に笠田さんを自ら揉みしだかせる格好をとらせていた。
五人は私に制服を脱ぐよう要求した。私が隙間を縫って走り出すと、すかさず私を捕まえて、代わる代わる平手で打った。
「はい、M字開脚ー」
「生々しっ。ってか、何これ煙草跡?」
「援交のオヤジにやられたの?そういう趣味なら、私達も協力するよー」
それから私は、転学した意味をなくした。
クラスのいじめは学年全体に広がって、やがて上級生らまで私をなじるようになったのだ。