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淫徳のスゝメ
第3章 私が最も華やいだ頃のこと
「はぁっ、はっはっ……ぐぁぁっ……はぁ、巧いな嬢さん……」
「伊達に稽古はしていない」
「育ちの良さそうな顔をして、なかなかじゃないか。将来はソープか?」
「そうね。私、お金にも時間にも不自由していないの。暇を持て余したら、ソープでも立ち上げて、低賃金で働くのも良い娯楽になるかも知れないわ」
男が、私の乳房に白濁を注ぎ込みたいと言った。
床を汚すことは禁止されている。この一時間で私が世話した男達は二十人。ランチが残っている所以もあって、胃袋は限界に達しかけていた。
「制約があるの。どうぞ、お尻に注いで」
「そこは趣味じゃないんだ。嬢さんの肌は真珠のように美しい。俺は美しいものをおとしめ、なぶり、征服してこそ気が遣れる。何、床が汚れるなら掃除すれば良いんだよ。お前が犬のように這いつくばってな!」
「あっ……ああっ……あっああぁっ……!!」
男は私の乳房を乱暴に揉み、くにくにと乳首をいじくり回した。尖った乳首にペニスを立てて、先端同士つつかせ合わせる。
「ぐっ……良いぞ……ぁっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっっ…………」
べちゅっ、ぶちゅっ、びちゃ、ぴちゃぴちゃぴちゃ…………
「あっ…………あぁんっ、あんっ、あん、あん!あん!…………」
私達は淫らに啼き合い、乳首とペニスでキスを続けた。
まもなく、男が私の乳房でペニスを揉み込み、胸と胸の間に亀頭をうずめた。
「ぁあんっ!もっと……もっと……もっとぉぉぉっ…………」
私は男の手を握って、自ら乳房に彼のペニスを捕まえる。真新しいとろみが、ももの内側を伝う感触がした。私は、狂ったように男のペニスをしごき回す。
ぴしゅーーーーーっ…………
ぼたぼた…………
私は、腹を空かせた犬のように這いつくばった。私に快楽を与えたもの、私を無我にいざなったものを、極上のスープにでもありつく心地でしゃぶり出す。
じゅるっ……じゅるっ……ちゃぷ、ちゃぷ…………
待機している数が減るに連れて、男達は傲慢に、過激になった。胃袋も腹も一杯だ。
マジックミラーが開かれた。
五十人の男達の精液を搾取した私は、狼藉にでも遭ったたおやめのようにくずおれていた。