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淫徳のスゝメ
第5章 私の暗黒時代のこと
我ながら醜悪な絶叫を上げながら、私は愛撫の中断を請う。
使用人の指は従わない。彼女はローションで円滑になったほおずきを容赦なくこすり、私の口内、乳房、板に預けているところを除くすみずみまでをなぶってゆく。
私は半狂乱に陥った。
正気をなくした意識の狭間で、私は使用人にいかなる命令にも従うことを約束して、クリトリスへの拷問をやめさせたのではなかったか。
肉体は濡れきっていた。
この部屋に入っておそらくまだ十分未満、それから私の体を粘り気ある長いものが這い出した。
「ひっ」
「蛇に似せたロボットよ。本物よりねっとりしているでしょう、それは愛液に反応して、暴れるの」
「ああっっ」
私の脚と脚の間に、長いものもとい蛇の頭が潜り込んだ。
ぬめりとした先端は二つに割れて、私の肉壺にかぶりつく。
目路はまだ慣れない。使用人の話した通り、人口の蛇は私の体に這いながら、性感の源泉を揉みしだくように舐め出した。
ひくっ、ひくひくひくひく…………
ちゃぷっ、ちゃぷっ、ちゃぷっ…………
「あああああああっっ、あん!あん!」
人工の生き物には、舌まであった。
蛇から伸びた太いゴムは、脚と脚の間の路を侵入して、やはりそれが野生でないことを認識させられるほどの淫靡な動きで私の腹を突き上げた。