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淫徳のスゝメ
第1章 私が淫蕩に耽るまでのこと
メイドらの世話さえ遠慮して、入浴も一人で済ませるお母様は、写真の中で、平然と裸になっていた。
否、平然と言うには語弊がある。お母様に余裕はなかった。
ある写真ではお母様は両腕両脚を縛られており、クリトリスとアヌスに猥褻な装置をつけられていた。医療器具がお母様の唇を固定して、露出した口内から、とめどない涎が溢れていた。その目は血走り、静止画にも関わらず、あらゆる音声、匂いが、私を抱き込むようだった。
またある写真では、お母様は体操着を着衣して、木馬に跨っていた。トップスは乳房のところが切り抜かれており、乳輪を飾ったふくよかなまろみが生地を突き出していた。ブルマにも穴が開いているのだろう、木馬の突起が、お母様を貫いているようだった。
猫のように這いつくばってミルクを啜るお母様、開脚して自ら秘境の割れ目を指で押し広げるお母様、両手首を手枷に繋がれて、膣にディルドを、アヌスにバイブレーターを咥えているお母様──…スクリーンには、さしずめアダルト女優のごとく女が次々と映し出されていった。