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淫徳のスゝメ
第6章 私が見た海の向こうの嘲笑のこと
「あん!姫猫さんっ!はっ……あぁんっ、おまんこっ、私のおまんこ!ここよ、じゅくじゅくにおねしょしてるでしょっ、ここに挿れてぇぇええええっっ…………!!」
ぐちゅっ、ずぶぶぶ…………
紀子さんの食虫花は、私の指に貪りかかった。
火照った浅瀬は私の指を根元から千切らんばかりに捕食して、奥ゆきの深い蜜壺は、潮汐波が溢水している。
「おお……!偉大なる自然よ……!そうだとも、この我々こそが自然だ、愚民どもめ!神がまことに偉大であれば、我々にあんな規律は課されまい、我々を戒めてきたのはサタンの陰謀、人間の傲慢な征服欲が騙ってきたのだ!あっああっ!ぐぅぅ……はぁっ、紹也くん、私のものを舐めるのはもう良い、私は女神の性器にこの初物を捧げたい。玉門は貴方のパートナーに、ペニスは彼のパートナーに、私は兄妹という新たなつがい二人によって貫かれるのだ……!」
紹也さんの教義の所為で、私と紀子さんに妨害が入った。
神父は私にオナニーホールを要求し、私は神父に股を開いた。紀子さんは私とキスを交わし損ねた分、義妹の顔面に性器を下ろした。
私は紀子さんの肉襞をしゃぶり、六十を間近にして初めて人間の楽しみを知った神父のペニスを性器に咥えて、メイド達を呼びつけた。
じゅるっ、じゅる……ぴちゃっ、ぴちゃ、…………
「ちさと、実里。変態の尻にキスしてやりなさい。肛門に異物を挿入しても良いわ。指や舌は禁止よ。貴女達は私専用の玩具なんだから、私の許可なしで私に挿入する部分を汚す権利を持たないの」
神父が一頻り満足すると、紀子さんが私にささめいた。
「姫猫さん、今日は一段と綺麗だったわ」
「それは、貴女のお下がりのドレスが良かったということかしら」
「いいえ。貴女が美しいということよ」
紀子さんの唇が、体温を以て、私の疑心を封じた。
「ねぇ、指輪交換の時、姫猫さんは遊さんに何をあげたの?」
私はお兄様を瞥見した。
芙佐さんのディルドに貫かれながら、士郎さんのペニスを世話しているお兄様の唇は、既に私がオードトワレの代わりに提供したものは跡形もない。
「リップグロスを塗ってあげたの。折角お気に入りにしたのに、食事や皆の体液で流れてしまったわ」