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淫徳のスゝメ
第6章 私が見た海の向こうの嘲笑のこと
ヴゥゥゥン…………ヴィィィン……
「ぁっ、……っっ」
私はポリーの唇を吸いながら、唯子ちゃんをねめつける。
唯子ちゃんは、ゲルニカの脚と脚の間を奏でながら、彼女のトップスのファスナーを開いて谷間に唇をうずめていた。その利き手はバッグに潜んで、何かしらの作業をしていた。
「どうしたの?まづる。急にはしたない声、出して」
「はぁっ、ぁっ……ん!はぁっ、……」
私はキスを喉に移して、ポリーの乳房を揉みしだく。
学生服風のカッターシャツは、乳輪どころか真珠肌まで透かしている。私は膣内の異物に突き動かされるようにして、初対面の少女に呼び水をかける。
「あっ……まづるさん……あんっ、やぁっ、幸せ……!なんて……ぁっあん!なんて幸せ……っっ」
「くっっ……」
唯子ちゃんが操作しているのはローターだ。
どこにでもいる優しい女の仮面を被った唯子ちゃんは(実際、彼女は例の空想にとり憑かれなければ相当優しい)、昼間ホテルの宿泊部屋で、私を犬か猫同然に扱っていた。
それは躾だ。首輪に繋いで、全身にロープを這わせて反省文を叫ばせる。唯子ちゃんは私の乳房や性器をバイブレーターでいたぶって、約三時間、挿入だけはしなかった。
私の肉体は、何でも良いから異物を欲するようになっていた。
時間の経過に比例して、より激しく、より残酷なものを。