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淫徳のスゝメ
第7章 私がつい経験した蜜月のこと


「よし、介護施設に決まったな。介護施設は年寄りどもの──…否、子供や働き盛りの若者が思い通りになると勘違いしている連中の信頼している対象が、群れている。フェスティバルを狙う、ああいう施設は耄碌どもにも過不及ない娯楽を与える方針だ、楽しみも分からないほどボケた連中ばかりなのにな。良いか、諸君。放置は年寄りにとって相当くる。オレ達は催し物を回している従業員らをセックスに誘って、年寄りどもを放ったらかしにさせるんだ。そうしたら見ろ、わがままな年寄りどもは途端に癇癪を起こすだろう。外部の仕業とバレるなよ、職場内恋愛ならぬ職場内セックスだ」

「頼んだわよ、ポリー。聞いていた?貴女、福祉関係に顔が広いんですってね、協力を頼める友達はいそう?」


 ぐちゅ…………


「ええ、大丈夫よ」

「ああんっ」





 涼しい顔で膝に乗せた女を蹂躙していたポリーにせがんで、私は衣服を整えた。


 会合が、ようやっと聞くだけの価値を持ってきたからだ。

 私はまづる達と肩を並べて、姿勢を正した。
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