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淫徳のスゝメ
第7章 私がつい経験した蜜月のこと
「では、施設は○○市のリラクシングガーデンに決定ね。明後日バザーが開かれるなら、早速決行しましょう。ポリーはそちらに勤務されているお友達を頼って、明日から従業員として潜入しておいて。サリーとマイケルは当日紛れて。それからロベルト、クレア、アンシー、エレン、は在園者の家族として当日バザーを楽しんできてね。貴女達にはあとで万が一のことがあった場合、私達に有利な証言をしてもらうから。残りのメンバーは従業員達を口説き落とすのよ、注意点は、同意の上で事を行うこと。私達が相手をした従業員が私達のことを喋ったら、革命団の死活に関わる。それから、緊急コールに待機している従業員は脱がせないこと。ああいう施設は死者が出る怖れもありますからね。遊さんはどうする?姫猫さん達は?」
「私が参加しているのはここまで。あとは結果を聞いてるの。まづるは?」
「一度参加したって、入団する必要はないんだよね。なら、従業員を犯してみたいわ」
「まづる?!貴女さっき、よそで女を口説いちゃダメってあんなに──…」
「心配しないで、ポリー。姫猫も一緒」
まづるが私をぬいぐるみよろしく抱き締めた。
元々、革命団が今の活動を始めたのは、私の提案がきっかけだ。少なからず私は良かれと思ってあの提案を出したのだし、良い結果が招けたからこそ、彼らはこれを続けている。一度くらい補翼しても悪くなかろう。
何よりまづるが側にいて、愉快でなかったことはない。