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淫徳のスゝメ
第8章 私を競った愛達のこと
「蓮見さん。昔みたいに、変なとこ触るのはなしだよ」
「まぁ、変なとこって?」
「私は姫猫のヴァギナを楽しむだけ。貴女も、彼女だけ楽しんでいれば良い」
「ひぁぁんっ」
まづるの唇を性器の真下にした直後、私の総身をたとしえない悲鳴が巡った。
その指が精巧であるのは論をまたない。だがその舌も、私の割れ目に至るやまるで意思を持った生き物のごとく動き出したのだ。
触れるか触れないかの力加減で襞をなぞって、クリトリスをくすぐりながら陰毛を撫でる。まづるの手が、のべつ私の太ももを行き来していた。稜の指が私の臀部を検分しているのも補翼して、まづるの舌が私の浅瀬に至るより前に、私は口舌も操れなくなっていった。
「姫猫……んん、は、可愛い……可愛いよ……姫猫……」
ぶるぶるぶるっ、びくびくっっ…………
「あああああ……!ああああああああ!あんっ、そなっ、そんなに、しちゃぁぁんっっ…………!」
一人でに悶えて、下半身を振り乱す私の割れ目は、的確な蹂躙にとろけていた。
私の脚を抑えるまづるの指は、おりふし力む。稜の指がアヌスをほぐして、その唇が、排便器官に蓋をする。
「んふふふっ」
にわかに私の陰毛が微風に揺れた。
私の膣内に舌を抉じ入れていたまづるの悲鳴は、くぐもった音色の吐息に消える。
私が黒目を動かすと、白いリボン柄の入った赤いフリルスカートにくるまれていたはずの下半身が露出していた。稜がまづるを脱衣させて、そのクリトリスをつねり上げたのだ。