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淫徳のスゝメ
第9章 *最終章*私が淫蕩に耽った末のこと
「きよら、オレはこれからあすこの空き皿を下げさせる。そうしたらお前は全裸になって、あの台に乗って胸を一分間揉んだあと、土下座しろ。殿方様方、私を慰めて下さい…………とな」
「何故、私がそっな……ことを!私には夫がいます!」
「夫?パートナーは一過性の気の迷いだろ、お前が言ったんだぞ、きよら。オレと紹也は友人だとな。なぁ紹也?」
「そう、だね……」
「続きだ、きよら。聞こえる声で言うんだぞ。土下座が済んだら開脚してヤリマンを開け。この場にいる全員に見えるようにだ!」
私はちさとを呼びつけて、きよらに首輪を嵌めさせた。
招待客が懇意の顔触ればかりとは言え、きよらの逃げ出せる隙がどこに生じるかは分からない。首輪はリードに繋いで柱にかけて、鍵は別室によけた。
きよらは私やお兄様に尻を叩かれながら、所定の台に登っていった。
みすぼらしい洋服を脱いだ妹は、やはりつまらない下着を外して、お兄様の合格が出るまでいやらしい懇願を続けた。
招待客も、昔はきよらをお嬢様呼ばわりしていたメイド達も、変態女に注目した。