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淫徳のスゝメ
第9章 *最終章*私が淫蕩に耽った末のこと
「ああ……イイな……きよらは良いよ……最高だよ……」
無骨な指が、傷だらけの妻の肢体を検分してゆく。
腕に脇、乳房、下腹、鼠蹊部や恥丘、臀部、内股、そして私の最も深いところ。それらをまさぐる和紀さんは、まるで人間が所有しているペットに我欲を押しつける手つきだ。
「ぁんっ……あんっあんっ、ああん……ああん!私あぁんっっ…………」
和紀さんは、私に四つん這いを命じた。私が首を横に振ると、拳で殴った。私は彼に従って、犬を気取って寝室へ移った。そこで和紀さんは、私にベランダへ出るよう命じた。私が再三首を横に振ると、今度は腹を蹴りつけた。
「そうだ……。どうだ?深夜の住宅街だ、どうせ通りかかっても、残業後の会社員か暴走族だ。きよら……イイ顔だな……全裸で外に出られて嬉しいか?」
「和紀さん、私、……こういうのは好かないわ」
「嘘をつくな!!」
「あぅっ」
和紀さんは、私を物干しポールに吊り上げた。それから私のクリトリスにバイブレーターを固定して、臀部にディルド、性器に彼のペニスを挿した。
恍惚と苦痛が私をさらう。
規則的に動作する性具と違って、私の性器を貫くものだけ、上下したり左右したり、特定の場所を集中して攻撃したりを繰り返していた。
和紀さんは、私の最奥に射精した。ペニスを引き抜くと、彼自身の腕を代わりにねじ入れた。和紀さんの右腕が、彼の吐き出したものをかき出しにかかる。
「ああんっ!ダメっ……出さ、ないで……っっ」
「何だと?」
ずぶずぶっ、ぼとぼと…………
「貴方、のを、出し、たら……あんっあんっ、……子供、出来なっ…………」
「くだらない反抗をするな!!」
ヴィィイイィィィィン…………
いっそう激しい電流が、私を駆け巡っていった。
和紀さんはクリトリスのバイブレータを押しつけて、ガムテープで固定したまま回し出したのだ。
「あっあっあっあっあっ…………あああああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーー」