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淫徳のスゝメ
第2章 私が享楽的親友に出逢うまでのこと
「素晴らしいわ…………姫猫」
有本さんが、利口なペットを抱き寄せるように私を撫でた。
「この女は本当にお行儀が悪くてね、貴女の綺麗なお顔を汚してしまって……」
「お化粧が落ちてしまいましたわ」
「あとでお風呂を沸かさせましょう。ねぇ姫猫?こんなにあばずれな底辺女は、どんな風に懲らしめるべきと思う?」
「有本さんのおっしゃったように、動物園のケージに入れるべきです。乳輪も性器も、随分と黒ずんでいること……こうもふしだらな身体を平気で晒して、排泄の管理も出来ないなんて、人間として暮らすだけの価値がありません。ですが、それでは私がこの女の苦痛を確認出来ません。有本さんは、私の好物をご存知でしょうか」
「ええ、賢い姫猫。私は貴女の好物に興味があったの……社交界ではちょっとした噂よ。すぐに支度させましょう」
「ひぃぃぃぃっ…………お許し下さい!お許し下さい!奥様っ…………ケージで反省致します!心より反省致します!!…………」
私は女の臀部を選んだ。
俗悪に熟れた肉体でも、臀部はさしずめ天恵だった。
よく締まっていた。両手に包みこめばウブにひくつき、アヌスは赤子の頰よろしく妙なる赤みが差していた。窪みは舌を切なく締めつけ、濡らせば濡らした分だけ内部へ招いた。
有本さんはメイド達を呼び、女をブーケにこしらえるよう言いつけた。
私は残飯を桜の樹の肥料にすることを勧めた。
メイド達が作業をしている間、シャワーを浴びて、私は有本さんの寝台に身体をうずめた。有本さんの、さっきまでは彼女自身の性器をもてあそんでいたその指が、私の秘境を突き上げた。私は有本さんの全身にキスの嵐を降らせ、有本さんも、私をすみずみまで征服した。