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淫徳のスゝメ
第2章 私が享楽的親友に出逢うまでのこと
「力が入らないのか?」
「はい、お父様のペニスをしゃぶっていたら、感じてしまって……」
「どさくさにまぎれて、お前はお前のいやらしい乳までマッサージしていたからねぇ。お父様のペニスが減ったらどうしてくれる」
「まぁ。お父様のペニスは立派よ。この程度で減りはしないわ」
お父様は私のウエストを掴み、臀部にペニスをあてがった。そうして私のひときわ盛り上がったところを撫でながら、淫らな言葉を浴びせてくる。同時に、お父様はお母様の教育も抜かりなかった。
「まりあ……どうだ、貴女の娘は幸せ者だ。こうも嬉しがり、こうも私のペニスでよがる。…………ご覧?これが姫猫のマン汁だ。私の指が水浸しだろう、貴女より素直に濡れるやつだ。貴女は私が姫猫の父親というだけで、これが道理に反していると言う。だが、父親であるというだけで非難して良いと、誰が決めた。貴女の愛する神様と言ってごらんなさい、私はこう問う。貴女は直接、その声を聞いたのか?私達の遠い先祖は近親婚を当たり前にしていた。それで人類は子孫を繁栄させてきたのだ。原始、戸籍謄本などという馬鹿げたものはなかったからな、誰と誰が性交しようと、誰も文句を言わなかったよ。ところが人間は過剰に文明を発展させて、生物らの頂点にでも立ったつもりになった途端、独尊的な結婚のルールなどをつくっていった。つまりだ、血縁のあるもないも、自然と共存していたならば、同等だったのだ。私が姫猫を抱いて罪というなら、私と貴女の結婚も、罪悪だったということになる。もとより、子孫を繁栄させる行為こそ罪悪とは思わないか?神が人間に授けた快楽の感性、セックスに対する冒涜だ。結合の痛みを柔和させるための快楽?痛みを忌むなら、私達人間も魚類や鳥類で構わなかったのだ。それが哺乳類の生殖器は、結合するよう出来ている。それは、快楽を得るためだろう?私が姫猫を抱かなかったら、姫猫はこの幸福を知らないままに過ごしていた。きよらのように陰気臭く、世の中の楽しみの大半を知らない、貧民のようにな。貴女は私に敷かれていた頃、喜んでいたな。貴女は幸せだっただろう。…………娘の幸福を非難する母親。まりあ、貴女は結局、姫猫よりも世間の目が大切なのだ。どうだ?姫猫……気持ち良いか?」