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淫徳のスゝメ
第1章 私が淫蕩に耽るまでのこと
「挿れて…………ぃ、れて……あんっ、……挿れてくだぁっ、さい……っっ」
「何を挿れるの?」
「ディ…………いぃぃんっ!!ディルド!!」
「どうして」
「きゅうっとするからっ、…………私の、ここ、きゅうっとして、こぼれるぅ、ぁんっ、だからぁぁ…………」
蓮美先生はお母様の臀部にまた一振り、鞭を下ろした。
当然の報いだ。
お母様の語彙は極めて拙く、とても客人にものを頼む態度ではなかった。
蓮美先生は、お母様にディルドという体内専用マッサージ機の形態を説明させた。
のちに私もさんざっぱら利用することになった性具は、禍々しい色彩の、異形のバナナが象ってあり、とても食欲をそそられるものではない。お母様が「彼のペニスにそっくりなディルド!!私をでこぼこでいじめてくれる、貴女のぶっといカーブのペニス」と、絶叫していただけあった。
それから、蓮美先生はお母様にお母様自身の身体の具合を、ことこまかに説明させた。
「お腹のっ……おまんこの奥がきゅうんきゅうん、すっ、るのぉぉ…………あんっあん!ぁうっ、あはぁぁんっ…………突っ込んで、欲し、の、……こぼれちゃう!!出ちゃう!お"も"ら"じじぢゃゔぅぅぅ…………っっ」
お母様と蓮美先生の淫らごとは、世に言う恋人やパートナー間で行われるというものより、遥かに劇的で濃密だった。
それが、お父様の悲劇の発端だった。お母様の情熱は、私の担任教師に向いていたのだ。