この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
帝警備淫夢譚
第11章 松葉昴司、鬼教官と再会す
指導教官として彼の腕が確かであることは、俺や有田が一番よく分かっている。当然、彼が現役調査員だった時の実績も十二分に知っている。

調査員としても叩き上げの豪腕だったようだが、その訓練も強引だった。
セクハラ、パワハラ…逆らって腕をへし折られた奴もいる。それ自体が彼の経験に根付いた訓練という見方も出来なくはないが、仕事以外では絶対に顔を合わせたくない人だ。

有田に、彼の承諾を取ったことを連絡した。

「チーム松葉だな。お前と城田さんと、そして馬場さんを加えて。馬場さんによろしく言っておいてくれ」

「お前の提案を見せたら褒めてたぞ。だから有田は出世するんだとよ」

「褒め言葉なのか?それは」

多少傷つけたか?俺は話題を戻す。

「…馬場さんは、矢上マユと同じ警備会社に臨時で雇われたよ」

「さすがに早いな。そういえば警備会社の社長、女だったな」

「ああ。43歳、未亡人。旦那さんは4年前にガンで亡くなっている。他の出入り業者も色々と調べたが、矢上マユにも近づけるし、女社長は馬場さんのマリオネットになってる」

「変わってないな、馬場さん」

「恐ろしいほどに変わってない」
/76ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ