この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
声を忘れた歌姫 ~ トラワレノ キミ ~
第2章 声なき悲鳴




.....




「…何故…っ…言い付けを破り、1階に降りてきたのだ…」



ブレットの声



「…ハァ…ハァ………逃げるつもりだったのだろう?…私を、騙そうとしたのだね……!」



誰かを、責めている…その声は


独り言のようにも聞こえる。



「…またお前は…っ…ハァ、私の前から消えようというのか…!!」



彼の言葉には返事がない。

一方的に話を続けるブレットは、息を切らし、昼間とはまるで別人だ。



「…裏切りは許さないぞ……っ…」



──まだ、返事はない。


しかしこの部屋にいるのは彼だけではないのだ。



スミヤの耳に届く部屋の様子……


ギシギシと軋む( キシム )ベッド

ぶつかる肉体

そして、消え細る寸前の、苦し気な喘ぎ声。



スミヤの脳裏には、男の下でその身を蹂躙される少女の姿がありありと浮かんでいた。





/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ