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Dragon×Harem
第2章 ドラゴンの生贄
これが信じられない現象だ。
「そ、そうだ。俺の乗ってきた宇宙船は??? 淡いグレーの船だっ」
「それなら、小屋の外で煙を吹いてるわ。不思議なことに燃えてないのに……」
俺は大急ぎで飛び起き、小屋の外を出た。
外には彼女と同じ、爬虫類系の女たちが船に群がっていた。
アルバトロスは艦首が地表に突っ込んでいたが無事だった。
ほっと息を撫で下ろす。
不思議な視線を浴びながら、俺はアルバトロスの中に入る。
そして間もなく、外から女たちの悲鳴が聞こえた。
俺は警戒しながら、外を覗くと―-
「ド、ドラゴンっ!?」
大きな翼、長い尻尾、巨体に比べて小さい頭。
それら全てが強固な赤黒い甲殻と鱗によって覆われている。
伝説の……漫画や映画に出てくるドラゴンそのものだった。
船を壊されてはたまらない!
本来なら、戦闘用スーツを装着したいところだが、俺はすぐに高出力インパルスライフルを手に取る。
エネルギーは満タンのはず、だが、エネルギーパック(弾倉カードリッジ)まで取りに行っている暇はない。
だが、ひとつ腑に落ちない。
女たちが振るえるだけで逃げようとしないからだ。
「そ、そうだ。俺の乗ってきた宇宙船は??? 淡いグレーの船だっ」
「それなら、小屋の外で煙を吹いてるわ。不思議なことに燃えてないのに……」
俺は大急ぎで飛び起き、小屋の外を出た。
外には彼女と同じ、爬虫類系の女たちが船に群がっていた。
アルバトロスは艦首が地表に突っ込んでいたが無事だった。
ほっと息を撫で下ろす。
不思議な視線を浴びながら、俺はアルバトロスの中に入る。
そして間もなく、外から女たちの悲鳴が聞こえた。
俺は警戒しながら、外を覗くと―-
「ド、ドラゴンっ!?」
大きな翼、長い尻尾、巨体に比べて小さい頭。
それら全てが強固な赤黒い甲殻と鱗によって覆われている。
伝説の……漫画や映画に出てくるドラゴンそのものだった。
船を壊されてはたまらない!
本来なら、戦闘用スーツを装着したいところだが、俺はすぐに高出力インパルスライフルを手に取る。
エネルギーは満タンのはず、だが、エネルギーパック(弾倉カードリッジ)まで取りに行っている暇はない。
だが、ひとつ腑に落ちない。
女たちが振るえるだけで逃げようとしないからだ。